大阪のWBAのダブル世界戦はライトフライ級王座決定戦の井岡一翔(23=井岡)がホセ・ロドリゲス(23=メキシコ)に6回TKO勝ちし、日本選手最短のプロ11戦目での2階級制覇を達成した。ミニマム級王座決定戦は宮崎亮(24=井岡)がポンサワン・ポープラムック(34=タイ)に判定勝ちし新王者となった。
<WBA世界ライトフライ級王座決定戦(大阪)>ちょうど1年前。わずか98秒でWBC世界ミニマム級王座のV2を飾った会場で、井岡が今度は日本人史上最速の11戦目での2階級制覇を成し遂げた。
地元の大歓声を浴びて登場した一翔は1Rから強烈な殴りっぷりを見せた。右アッパーから左の強打2発でいきなりダウンを奪う。挨拶代わりの猛攻に場内もどよめいたが、これも“一翔劇場”の序章に過ぎなかった。
ロドリゲスも左の鋭いジャブ、フックを多用して真っ向からの打ち合いを挑む。カウンター狙いの相手の左にはさすがの一翔も苦しめられる。決して無傷とはいかなかったが、打たれ強さで負けるわけにはいかない。5Rには有効打を何度も浴びながらも、カウンターの右がクリーンヒット。ロドリゲスの左目尻をカットさせて、じわじわと相手の焦りを誘発した。
そして6R。衝撃の瞬間が訪れた。ロープ際でラッシュを掛けてダウンを奪うと、辛うじて起き上がった相手に今度はアッパー、ストレートの右2発。この回2度目のダウンを奪い、6R2分50秒で堂々のKO勝ちだ。
貫禄タップリの“横綱相撲”で2階級制覇を達成した一翔は「大みそかという舞台に2階級(制覇)のチャンスをいただいて、いい結果を出せてよかった。よい年をお迎えください、ハッピーニューイヤー」と全国のファンに向けて絶叫した。最高の形で2012年を締めくくった一翔。まだまだ進化を遂げそうだ。
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