昨年、冤罪事件を引き起こすなど話題になった遠隔操作ウイルスの真犯人が新年早々、「新しいゲームのご案内ですよ」などと書かれたメールを送って来ました。
【なりすましウイルス】「新しいゲームのご案内ですよ」“真犯人”から年明けメール - MSN産経ニュース
遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」を名乗る人物から産経新聞の記者などに「新しいゲームのご案内ですよ」などと書かれたメールが送られていたことが1日、分かった。
同メールにはパズルが添付されており、これを解くことで真犯人からの長文のメッセージが入手できるとのこと。ただし、入手できるのは先着1名のみ。
「マスメディアの方は独占スクープのチャンスです。早い者勝ちですよ。誰か解いたあとで、出てきたファイルと一緒に捜査本部の方にも送ってあげてください」と書いてあるなど、愉快犯めいてきましたね。
私はまだ同ファイルの入手ができていませんが、すでにファイルを入手した辻さんがパズルを解いてしまったようです。
遠隔操作ウイルス作者からと思われる問題にチャレンジしてみた。 — (n)
正月早々、遠隔操作ウイルスの犯人とおぼしき人物からパズルと称したファイルが各所に届いたようですね。 ボクも知人と数人でチャレンジしたのでそのwriteupをここに記しておきます。
このファイルをすぐに入手できるところがさすが辻さんですね。辻さんによると、「もしかすると回答の過程に何かヒントになるようなことがあるかもと思って公開してみましたー 」とのことなので、一読をおすすめします。
これを見ると、どこかで見たようなパターンの出題だなという感じですね。セキュリティ系のイベントではとく目にする出題形式です。おそらく真犯人はこの手の問題に精通しているのでしょう。
問題自体、さほど難しくないのは解読されることが前提でなのでしょう。10月から仕込んでおいたということなので、時間稼ぎは十分なわけです。
最後は物理的にある場所(辻さんのエントリーを参照してください)に出向かなければならないのですが、これは警察がすでに対応していると思われます。
真犯人にリスクがあるとすれば、この最後に示された場所でしょう。真犯人のメッセージを信じるならば10月に仕込んでいたということですが、その場所での目撃情報、そこにいたるまでのNシステム等の情報などから足がつく可能性もあります。おそらくそれらも計算済みなのでしょうが。
実際にはこのようなメールを送る必要すらないのですから、愉快犯的な側面もあるのでしょう。
警察や検察のシステム的な欠陥を浮き彫りにするなどのメリットももたらした真犯人ですが、結果的に冤罪で苦しんだ方がいらっしゃるのも事実です。
今後、どのように事件が進展するのか。見守りたいと思います。
遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」を名乗る人物から産経新聞の記者などに「新しいゲームのご案内ですよ」などと書かれたメールが送られていたことが1日、分かった。
同メールにはパズルが添付されており、これを解くことで真犯人からの長文のメッセージが入手できるとのこと。ただし、入手できるのは先着1名のみ。
「マスメディアの方は独占スクープのチャンスです。早い者勝ちですよ。誰か解いたあとで、出てきたファイルと一緒に捜査本部の方にも送ってあげてください」と書いてあるなど、愉快犯めいてきましたね。
私はまだ同ファイルの入手ができていませんが、すでにファイルを入手した辻さんがパズルを解いてしまったようです。
正月早々、遠隔操作ウイルスの犯人とおぼしき人物からパズルと称したファイルが各所に届いたようですね。 ボクも知人と数人でチャレンジしたのでそのwriteupをここに記しておきます。
このファイルをすぐに入手できるところがさすが辻さんですね。辻さんによると、「もしかすると回答の過程に何かヒントになるようなことがあるかもと思って公開してみましたー 」とのことなので、一読をおすすめします。
これを見ると、どこかで見たようなパターンの出題だなという感じですね。セキュリティ系のイベントではとく目にする出題形式です。おそらく真犯人はこの手の問題に精通しているのでしょう。
問題自体、さほど難しくないのは解読されることが前提でなのでしょう。10月から仕込んでおいたということなので、時間稼ぎは十分なわけです。
最後は物理的にある場所(辻さんのエントリーを参照してください)に出向かなければならないのですが、これは警察がすでに対応していると思われます。
真犯人にリスクがあるとすれば、この最後に示された場所でしょう。真犯人のメッセージを信じるならば10月に仕込んでいたということですが、その場所での目撃情報、そこにいたるまでのNシステム等の情報などから足がつく可能性もあります。おそらくそれらも計算済みなのでしょうが。
実際にはこのようなメールを送る必要すらないのですから、愉快犯的な側面もあるのでしょう。
警察や検察のシステム的な欠陥を浮き彫りにするなどのメリットももたらした真犯人ですが、結果的に冤罪で苦しんだ方がいらっしゃるのも事実です。
今後、どのように事件が進展するのか。見守りたいと思います。