「鉱山開発」投資詐欺 海外逃亡の主犯格とみられる男を逮捕
鉱山開発へのうその投資話を持ちかけ、全国で高齢者から金をだまし取っていたとされる、詐欺グループの主犯格とみられる男が逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕された大山 多賀男(たかお)容疑者(48)は、2011年8月ごろ、奈良市内に住む当時60代の男性に、鉱山開発のうその投資話を持ちかけ、およそ1,300万円をだまし取った疑いが持たれている。
大山容疑者は、実体のない会社を名乗ってパンフレットを送り、鉱山開発や水源地への投資を持ちかけていた。
警察は、これまでにグループのメンバー42人を逮捕していて、主犯格とみられる大山容疑者は、マカオに潜伏していた。
被害総額は、全国で30億円にのぼるとみられている。