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英仏、断交寸前だった…フォークランド紛争時

読売新聞 1月1日(火)12時18分配信

 南大西洋の英領フォークランド諸島に、領有権を主張するアルゼンチン軍が1982年に侵攻し、英軍と武力衝突した際、フランスのミッテラン政権が対艦ミサイル・エグゾセをアルゼンチン軍に事実上供与する動きを見せ、サッチャー英首相が仏側に「断交」を示唆し、抗議していたことがわかった。

 英政府が当時の外交公電を公開した。

 東西冷戦末期に西側陣営の同盟国として結束していたはずの英仏が、水面下では激しいさや当てを繰り広げていたことになる。

 英メディアによると、仏側は当時、エグゾセ・ミサイルをペルーへ供与する計画だったが、これはアルゼンチンへの転売を想定していた。

 英海軍は当時、同諸島沖でアルゼンチン海軍のエグゾセ・ミサイルで駆逐艦を撃沈され、20人の要員を失ったばかり。計画を知ったサッチャー首相は激怒し、電報でミッテラン大統領に「ミサイル供与を少なくとも1か月は遅らせなければ、英仏関係に重大な結果をもたらす」と、断交をちらつかせ、強く警告した。

最終更新:1月1日(火)12時18分

読売新聞

 

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