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ホッとニュース 【12月16日00時54分更新】
「あと1票」へ死力 衆院選富山県3小選挙区の候補
「庶民目線で政治をやれるのは村井候補しかいない」。民主前職、村井宗明候補陣営の 笠井和広選対本部長は、富山市内での個人演説会で声を張り上げた。むねあき政経懇話会 の栃谷義隆代表が「最後まであと1票の声掛けをお願いします」と引き締め、谷林正昭元 参院議員が「立派な政治家に育てるため、助けてほしい」と土下座した。 「日本を取り戻す政治が始まろうとしている。この流れに乗りたい」。自民新人、田畑 裕明候補陣営の長勢甚遠選対総括責任者は、市内の個人演説会でさらなる票の上積みを求 めた。野上浩太郎選対本部長が「あと一押しで確かな勝利がつかめる」と強調。中川勇選 対事務長は「田畑候補を育て、富山から日本を変えたい」と呼び掛けた。 共産新人、山田哲男候補の陣営では、選挙事務所前での街頭演説で中山雅之選対責任者 が「比例代表の議席を奪還し、山田候補を国会に押し上げるためにも、投票箱が閉まるま で協力をお願いしたい」と気勢を上げた。事務所の打ち上げでは、スタッフが知人や友人 への声掛けを徹底し、最後まで票の上積みを図っていくことを確認した。 無所属新人、吉田豊史候補が市内の国道41号交差点で行った街頭演説では、みんなの 柴田巧参院議員が応援弁士を務め、「政治の大転換を図るのは、自民や民主などの既成政 党にはできない」と指摘。新しい政治への幕開けを期待する有権者は多いとし、「富山の 新しい政治のリーダーとして、吉田候補を選んでほしい」と訴えた。 自民前職、宮腰光寛候補が黒部市の選挙事務所で行ったマイク納めでは、鹿熊正一選対 本部長が「投票箱が閉まるまでが戦いだ。心のこもった運動で最後まで訴えてほしい」と 力を込めた。高平公嗣選対幹事長は「自身の当選ももちろん大事だが、県連会長は1、3 区も全て勝ち取ることが眼目だ」と声を張り上げた。 「最後まで諦めずに1票をお願いしていく。投票日の16日の作戦についても、深夜ま で打ち合わせを続ける」。滑川市にある共産新人の高橋渡候補の選挙事務所。午後8時ま での街宣を終えた高橋氏を迎えた古沢利之選対責任者はこう述べ、投票が締め切られるぎ りぎりまで支援を訴えるよう、選挙スタッフに呼び掛けた。 富山市八尾町の八尾コミュニティセンターで開かれた社民新人の東篤候補の個人演説会 では、又市征治党県連合代表が「消費増税や原発、TPP参加の是非が問われる選挙戦だ ったことを思い返してほしい」と強調。藤井宗一後援会長は「社民が小さな政党になり日 本はおかしくなった。東に大きな力を貸してほしい」と訴えた。 民主新人、朴沢宏明候補の街頭演説で、選対本部長の四十九清治高岡市議が「民主党が 政権を取り、古い政治から新しい政治に変わった。それを元に戻すのか」と政権継続を呼 び掛けた。選対総括責任者の山上正隆県議も決起集会で「地方の元気を取り戻さないと日 本は元気にならない。愚直に、真っ直ぐに民主党はやってきた。まだ時間はある。助けて ほしい」と訴えた。 自民前職、橘慶一郎候補の街頭演説では、選対総括責任者の米原蕃県議が「この政治を 変えないと富山の将来はない。橘候補は将来は日本の代表になってもおかしくない。前回 以上の温かい支援で票を集めてください」と政権奪還に力を込めた。選対本部長の四方正 治県議も「日本の国を自分の手で直していくんだという姿勢を投票でみせてほしい」と熱 弁をふるった。 共産新人、泉野和之候補の街頭演説では、選対責任者の金平直巳高岡市議が「議席獲得 へ大激戦している。党派を超えた支援をいただき、国会へ押し上げてほしい」とボルテー ジを上げた。
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