首相就任後初めて福島県の東京電力福島第一原子力発電所を視察した安倍晋三首相は、民主党政権が打ち出した「2030年代に原発稼働ゼロを目指す」との方針について、「希望の段階で、直ちに政策になっていくということではない」と述べ、「原発ゼロ」を踏襲しない考えを示した。2012年12月29日、視察先の福島県川内村で記者団に語った。
福島第一原発では約80人の東電職員を前に、「廃炉に向けた挑戦が成功して初めて福島の復興、日本の復興につながる。政府も全面的にバックアップしていきたい」と述べ、原発の廃炉作業を急ぐ考えを示した。その後、川内村の仮設住宅を訪ね、被災者を激励した。
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