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2010年11月 3日 (水)

「未定」(タイトルは、書きながら決めます。)

「行ってくるよ。」

そう言って、私は家を出た。

何か予定がある訳では無かった。只、家に居たくないだけだった。

自転車を漕ぎながら私は考えた。昨日の夜、由理の中に出した私の子供達は、しっかり受精するのだろうか。由理の気持ちを思えば入籍すべきなのだ。

烏が阿呆らしげに鳴いた。それはまるで自分の呻き声のようだった。

「お金の話はしたくないの。」

と、昨日の夜、由理は言った。私はパイナップルのようになった頭で必死に考え、

「俺は、一体どうすれば良い。」

と、由理に聞いた。

私は自転車に乗りながらロングラークに火をつけた。一服吸い込むとニコチンとタールが一気に前頭葉に回り、とげとげしていた神経がすっと鎮まった。

そして、私は自転車を停めた。

「いらっしゃい。」

いつもの親父の声がした。

私は席につくなり「麻婆豆腐とレモンサワー。」と、言った。

初めまして。北條 洋平です。

皆様、初めまして。私、埼玉県さいたま市在住の北條 洋平です。

これからこのココログにおいて小説を書いていきますので、皆様、どうぞお読み下さい。

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それではよろしくお願い致します。

北條 洋平