2012-12-26 00:49:00
posted by givo-project
おわりの季節
テーマ:UTA劇場父めです。
今年のクリスマスは温かい自宅の部屋で家族揃って迎えることができました。
年々調子を崩して入院する回数がグッと減り冬の寒さに風邪気味なところは少々あるにしても安定しています。
クリスマスやお正月を揃って迎えられるかどうか少し緊張しているのは
われわれ親だけのようです。
UTA自身の体力面での成長はもちろんあると思いますが
カフアシストや吸入器などの排痰機器の扱いが互いに慣れてきたこと
(最近ではどちらの胸に痰があるのか。機器を使うのか。手でマッサージするのか細かいところまで教えてくれます)
定期的に外出することで季節の変わり目に体が順応するようになってきたこと
こんなこともきっと影響しているのかもしれません。
今年はたくさんの経験や出会いを重ねたUTA
心の成長もしています。
コミュニケーション機器に取り掛かりたい気持ちや焦りはありますが
仕事から帰って子供たちが眠るまでの時間になかなか課題をこなすことができずにいます。
開き直るわけではありませんが
自分ができることって「触れ合うこと」に尽きるのかな。
先日おばあちゃんからもらったクリスマスプレゼントの絵本。
絵本を広げると下のこどもたちもUTAのベッドに駆け寄ってきます。
一話読んで物語についてまた話し込んで30分のマッサージ。
マッサージを始めるためにベッドを上げると兄弟たちは自分の布団の中に潜っていきます。
絵本読みから1時間。
UTAの脈拍はスルリスルリと落ち着いて
最後は全然平気だと元気な声を出して何度も父めを呼ぶのですが
脈拍計はもう就寝時の数値を示しているのです。
手を洗いに行って戻ってみると眠っています。
結局いつも同じ。
心をほぐされるのはいつも大人の方なのです。