「新しいゲームのご案内ですよ」“真犯人”から年明けメール
遠隔操作ウイルス事件で、真犯人とみられる人物から産経新聞など報道機関などに
「新しいゲームのご案内ですよ」などと書かれたメールが送られていたことが1日、分かった。
メールは1日午前0時15分ごろに、これまで犯行声明メールなどを送っていた落合洋司弁護士や、
産経新聞など報道機関約20カ所に送られていた。
メールには「10月から仕込んでおいたのをようやくお披露目です。添付のパズルを解くと、先着1名様限定で
私からの長文のメッセージが自動的に入手できる仕掛けになっています」などと記載。
パズルの問題は5問で解くごとに次の問題のファイルが出題する仕掛けだと説明したうえで、「マスメディアの方は
独占スクープのチャンスです。早い者勝ちですよ」と書かれていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130101/crm13010100430000-n1.htm メールは11月に送信されたものと同じアドレスから送られていた。
メールは新年のあいさつから始まり、「さて 新しいゲームのご案内ですよーーー 10月から仕込んでおいたのをようやくお披露目です」として、
「添付のパズルを解くと、先着1名様限定で「iesysと付属ツールのソースコード一式」「私からの長文のメッセージ(これまで頂いたメールへの
解答などFAQ形式)が自動的に入手できる仕掛けになっています」と、複数のファイルが格納された7z形式の圧縮ファイルと、そのうち1枚のJPEG
ファイルがアップロードされたアップローダーへのリンクが記されていた。
そのうちの1つ画像には、韓国のドラえもんこと「トンチャモン」のイラスト、ゲーム「テイルズオブエターニア」のキャラ「メルディ」の
イラストが入っており、トンチャモンからはハングル、メルディからは同ゲームに登場する「メルニクス語」が吹き出し入りで書かれている。
メルニクス語は「happy new year」と書かれているようだ。
メールによると「問題は5問」で、解くごとに次の問題のファイルが出現します」という。「マスメディアの方は独占スクープのチャンスです。
早い者勝ちですよ」「今回のゲームは死ぬとか殺すとかの犯罪的な要素は一切無いので、急いで通報する必要はありません。誰か解いたあとで、
出てきたファイルと一緒に捜査本部の方にも送ってあげてください」と記されている。締めは女性の手紙に使われる「かしこ」で終わっていた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1301/01/news007.html “犯人”がアップロードしたとみられる画像