【独断と偏見で選ぶ裏プロレス大賞(1)】今年も激動続きだったマット界を総括し、本紙プロレス格闘技担当記者が恒例の覆面座談会を開催。東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞ではスポットライトを当て切れなかった部分を語り尽くし、独断と偏見で「裏プロレス大賞」を選考した。
デスク:毎日毎日寒くて嫌になりますねえ。さあ、年末恒例2012年「裏プロレス大賞」選考会のゴングよ!
記者D:いや、ホンマにええ話や。
記者C:まだ誰も何も言ってないぞ。では早速MVPから。これはもう、新日本プロレスの小島聡しかいません。
記者B:冷静に小島の1年を振り返ろう。3月にIWGPタッグベルトを矢野通に盗まれ、5月に取り返そうと思ったら、試合でも敗れて王座転落。G1は4勝4敗と鳴かず飛ばず。10月から2度にわたりタッグ王座戦連敗。12月ノアに乗り込んでGHCヘビー級王座に挑戦失敗か。何と哀愁漂う戦績…。
デスク:「母をたずねて三千里」か…。
記者C:しかもノアではGHC挑戦権をめぐって内外から批判を浴び針のむしろでした。「何で俺が悪者に…」とボヤいてたら、直前で小橋建太の引退発表。今度は話題を一気にさらわれ、不運極まるノア侵攻でしたね。
デスク:哀愁の剛腕はプロレス界の縁の下を支えたなあ。こういう人がいるから、オカダ君みたいな若い子がのびのびできたのか。
記者A:いや、それは違うような…。最優秀タッグはどうしましょう。
記者C:ここまでの選考基準に従うと全日本のKENSOとザ・グレート・サスケ組になるな。
記者B:年末の世界最強タッグ決定リーグ戦にエントリー。開幕前から仲間割れした揚げ句、公式戦前にサスケが左肩甲骨を骨折。結局1試合も消化しないまま全戦不戦敗で終戦しましたね。
デスク:こういう人たちがいるからGET WILD(大森隆男、征矢学)みたいなおバカなチームが…。
記者D:いや、ホンマ、ええ話や。
<3賞に続く>
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