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【サッカー】修徳2発快勝 東京勢5年ぶりW初戦突破2013年1月1日 紙面から
◇高校サッカー<第2日>第91回全国高校サッカー選手権は31日、首都圏の8会場で1回戦15試合を行い、修徳(東京A)は2−0で鳴門(徳島)を下し、2000年度以来12年ぶりの勝利を挙げた。東京勢は30日の開幕戦の実践学園(東京B)に続く白星発進で、ダブル初戦突破は5年ぶりとなった。また、仙台育英(宮城)は5−1で高知(高知)に圧勝した。J1甲府の城福浩監督の兄で、10年に就任した城福敬監督(55)は大会初勝利。1回戦屈指の好カード、青森山田(青森)−野洲(滋賀)は、青森山田が1−1からのPK戦を制し、2回戦に駒を進めた。2回戦は1月2日に行われる。 バックスタンドの半分以上を占めた修徳応援団がどっと沸いた。後半13分、チーム随一のテクニシャン、FW本橋瑞基(3年)がゴール右前に抜け出し、利き足の左足とは逆の右足で、豪快なシュートを左のサイドネットに突き刺した。試合終了間際にも、セットプレーからFW小野沢和也(3年)が追加点を奪い2−0。2勝を挙げて3回戦に進出した00年以来の白星だ。 「予選で得点が取れず、ずっと迷惑をかけていたので、次につながってよかった。公式戦で右足で決めるのはたぶん初めて」。白い歯をこぼした本橋は、この夏に先発の座をつかんだばかり。進路先は決まっておらず、1月19、20日のセンター試験を受ける。得意科目は世界史。「最近は、勉強をあまりしていません」と苦笑いしたヒーローは大学を経て、プロ選手になるのが夢だという。 7年ぶりの出場で、04年は鹿児島実に、05年は野洲に敗れ、初戦で散った。卒業生でJリーガーとなった名古屋GK高木、鳥栖DF木谷、横浜MのMF小椋は開会式に着用した新ユニホームを送り、横浜Mなどで活躍した元日本代表FW神野卓哉氏はこの日、スタンドに駆けつけた。OBの力も借り、次は優勝候補の一角、青森山田とぶつかる。現役時代に修徳で選手権出場を逃した岩本慎二郎監督(46)は「甘いもんじゃないと分かっているが、目標は優勝。ホームでできるし、力いっぱいやりたい」と力強かった。 (関陽一郎) PR情報
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