人気デュオ「タッキー&翼」の滝沢秀明(30)が特別出演する東京・丸の内の帝国劇場公演「ジャニーズ・ワールド 正月はタッキーと共に」(1~6日)の舞台稽古が31日、報道陣に公開された。舞台では12年11月に死去した女優の森光子さん(享年92歳)がタッキーと共演し、生涯最後の舞台となった10年1月の「新春 人生革命」を再現。当時収録された、森さんの肉声のせりふや歌と“再共演”を果たしている。
「タッキー&翼」の10周年イヤーと、30歳という節目の12年を終えたタッキーにとって、今年はプライベートの話題も気になる年齢だ。報道陣に「そろそろいい報告は?」と突っ込まれると「まだ予定はないですが、願望はありますよ。僕も男なんで…」とドキッとさせる発言も飛び出した。
タッキーの恋愛について、ジャニー喜多川氏は「本人の自由だから僕がどうのこうの言う筋合いじゃない。どうぞご勝手に」と放任主義で臨む考え。12年2月には同事務所に所属する歌手の赤西仁(28)が女優の黒木メイサ(24)と電撃結婚し、国内ツアー中止など厳しいペナルティーも科せられたが、後輩をリードする立場のタッキーには全幅の信頼を寄せているようだ。
ジャニー氏の魂を継承する存在としても、太鼓判を押している。今回の特別公演もタッキー自身が構成・演出を手がけているが「彼はアイデアマン。1日、2日でパッとやってしまうし。プレーイングマネジャー的なところもあるし、将来は映画監督かなんかになるんじゃないですか」と期待した。「まあ(裏方に専念するには)顔が邪魔しちゃってるんだけどね」とジャニー氏。近い将来「タッキーワールド」が作られる日が来るかもしれない。
[2013/1/1-06:00 スポーツ報知]