2013.1.1 05:01

独占!松井秀の初夢プラン「大学生になりたい」(3/3ページ)

特集:
松井秀喜
母校・星稜高野球部を訪問したときの松井氏。巨人監督のあとには高校野球の監督として甲子園に凱旋する!?=写真は2007年1月

母校・星稜高野球部を訪問したときの松井氏。巨人監督のあとには高校野球の監督として甲子園に凱旋する!?=写真は2007年1月【拡大】

 そして高校野球の監督を務める、というのが第3の夢。「やりがいが大きい仕事だと思う。プロはある程度のレベルに達した選手ばかりだけど、高校野球はまっさらだからね。その分、責任は大きいけれど楽しいだろうね」と興味を示していた。プロアマ規定など諸々のハードルをクリアした暁には、母校・星稜高の監督就任を選択する可能性が高い。引退表明時には同校野球部の山下智茂名誉監督(67)も「星稜高の監督を空けて待っている」とメッセージを送っていた。巨人からも近い将来の監督候補として熱烈ラブコールを送られているが、松井氏が自ら育て上げた“ゴジラ2世”を引き連れて甲子園に襲来-というファン垂涎(すいぜん)の日が来るかもしれない。

 真冬のニューヨークで過ごす松井氏の2013年版の熱き初夢3本立て。いつか、夢が夢ではなくなるときがやってきそうだ。 (阿見俊輔)

★松井氏が高校の監督になるには

 プロ経験者が高校や大学の指導者となるには、学生野球資格を回復する必要があり、高校教諭や大学の専任教員などを2年以上務めることが条件となっている。

★グリーンカード

 米国の永住権。当初出されていたカードの色が緑色だったことが名前の由来。就労ビザや学生ビザなどと違い、目的や期間に縛られずに米国に滞在することができる。取得には結婚、家族、雇用、抽選などさまざまな方法があり、取得までの期間も数カ月から数年と幅広い。過去に伊良部秀輝氏(故人)、長谷川滋利氏、井口資仁(ロッテ)らメジャーリーガーが永住権を取得している。

(紙面から)