2012'10.26.Fri
Yahooアカウントのパスワードが漏れた件1【事の発端】
Yahooアカウントのパスワードが漏れた件2【記録確認】
さて。3話めは、地元の警察にいって相談です。
※ブログ掲載の承諾はいただきましたが、
・警察から何を聞かれたか
・警察に持参したもの
以上の事は「現在進行形の案件」なので「なるべくなら公開しないでほしい」とのことだったので、それ以外の事を。
まずは結論からいうと私から被害届は出せませんでした。
被害届を出せるのは今回の事案で言うとYahoo! JAPANからのみ。
今回の私の行動は、あえて乱暴に言うなら警察に対して「こういう事がありました」と報告しただけ、ということになります。
「被害届はYahooに出す権利がある」と聞いたときは「ええー!!!私のメール見られて、私の住所とか名前とかAmazonの購入履歴とか見られたのに!私が被害を被ってるのに!」と警察官の目の前でいいましたけどね。それを聞いた警察官も「それはごもっとも。だがしかし」と。
基本的に公の場所で今日の具体的なやりとりは書けないので、今後こういう事案で警察に相談に行こうという方へのアドバイス的なものを書きますね
【警察に相談に行くときに心得ておくべき6つのこと】
*まずはアポ取り
いきなり警察に行っても担当がいない場合があるので、事前に警察に電話をして「こうこうこういう事があって相談に行きたいのですが」とアポを取っておくのが良いです。もし電話をしたときに担当部署の方がいなくても、こちらの連絡先を伝えておけば後ほど担当の方から「持ってきてほしいもの」を折り返し連絡してくれます。
*事象の時系列をしっかり把握する
いつどこでどうなったかは、最低限把握しておく必要があります。今回はYahooアカウントへの不正アクセスなので、いつどうやってそれに気づいたのか。記憶するのが難しいならメモを作っておきましょう。
*パソコンは持っていかなくても大丈夫
実際のメールを見せようかと一応準備はしていったのですが、持参しなくても大丈夫でした。持参する必要があるものは警察の方から教えてくれます。
*長期戦を覚悟
自分から被害届を出せない以上、Yahooが動いてくれるのを待つしかありません。しかも今回のケースだと目に見える被害が出ていないので、おそらく警察もYahooも本腰を入れて動くことはないでしょう。さらに警察から何度か呼び出される事も考えられます。
*それほどネットとかに詳しくない人はネット専門部署へ相談を
今回私が伺ったのは居住する地域の警察署の「生活安全課」。ここはネット犯罪のみを扱う専門部署ではなく、刑事事件以外の案件を総合的に扱う部門のようです。なので、対応する方はネットの事にとても詳しいわけではないかもしれません。そういう方に対して「なんだか分からないけど、こうなりました!」なんて話しても、いつまでたってもらちがあきません。ネット犯罪の専門部署であればいろいろ適切に誘導してくれるでしょう。
ちなみに、私は生活安全課に伺う前に県警本部にも電話をしてみました。しかし当直態勢で専門の担当がいなかったので詳しい話をしませんでした。そのことは今回対応してくれた地元警察の生活安全課の警察官にも報告済です。
「もしこの後あかた(仮名)さんが本部のサイバー犯罪対策室に行かれても全然大丈夫ですよ。こちらも今お聞きした内容は本部に上げます。そこで今後どうするのが一番いいのかを相談し、その中でまた分からないこと、あかた(仮名)さんに聞きたいことがあったらご連絡さしあげます」
と、なんとも丁寧な対応をしてくださりました。
*なにはなくとも勇気
場合によっては相当なレベルで個人情報を聞かれます。後ろめたいことがなければ話せるレベルですけども。ただ聞かれたことに「なぜ答えなければいけないのか」と疑問に思ったらそれは正直に担当者にぶつけちゃっていいと思います。実際ぶつけた場面が今回ありました。「それって情報的に必要なんですか!?」とかw でも「これこれこういう理由で必要」だということを説明してもらってから話しました。
話す勇気と、聞く勇気。そして警察に届け出る勇気。
とりあえずはこんな感じでしょうかね。
今回は熱心に対応してくれた警察官に心から感謝です。
今後しばらく進展はないかと思われますが、なにか動きがあり次第記事にしていこうと思います。
Yahooアカウントのパスワードが漏れた件2【記録確認】
さて。3話めは、地元の警察にいって相談です。
※ブログ掲載の承諾はいただきましたが、
・警察から何を聞かれたか
・警察に持参したもの
以上の事は「現在進行形の案件」なので「なるべくなら公開しないでほしい」とのことだったので、それ以外の事を。
まずは結論からいうと私から被害届は出せませんでした。
被害届を出せるのは今回の事案で言うとYahoo! JAPANからのみ。
今回の私の行動は、あえて乱暴に言うなら警察に対して「こういう事がありました」と報告しただけ、ということになります。
「被害届はYahooに出す権利がある」と聞いたときは「ええー!!!私のメール見られて、私の住所とか名前とかAmazonの購入履歴とか見られたのに!私が被害を被ってるのに!」と警察官の目の前でいいましたけどね。それを聞いた警察官も「それはごもっとも。だがしかし」と。
基本的に公の場所で今日の具体的なやりとりは書けないので、今後こういう事案で警察に相談に行こうという方へのアドバイス的なものを書きますね
【警察に相談に行くときに心得ておくべき6つのこと】
*まずはアポ取り
いきなり警察に行っても担当がいない場合があるので、事前に警察に電話をして「こうこうこういう事があって相談に行きたいのですが」とアポを取っておくのが良いです。もし電話をしたときに担当部署の方がいなくても、こちらの連絡先を伝えておけば後ほど担当の方から「持ってきてほしいもの」を折り返し連絡してくれます。
*事象の時系列をしっかり把握する
いつどこでどうなったかは、最低限把握しておく必要があります。今回はYahooアカウントへの不正アクセスなので、いつどうやってそれに気づいたのか。記憶するのが難しいならメモを作っておきましょう。
*パソコンは持っていかなくても大丈夫
実際のメールを見せようかと一応準備はしていったのですが、持参しなくても大丈夫でした。持参する必要があるものは警察の方から教えてくれます。
*長期戦を覚悟
自分から被害届を出せない以上、Yahooが動いてくれるのを待つしかありません。しかも今回のケースだと目に見える被害が出ていないので、おそらく警察もYahooも本腰を入れて動くことはないでしょう。さらに警察から何度か呼び出される事も考えられます。
*それほどネットとかに詳しくない人はネット専門部署へ相談を
今回私が伺ったのは居住する地域の警察署の「生活安全課」。ここはネット犯罪のみを扱う専門部署ではなく、刑事事件以外の案件を総合的に扱う部門のようです。なので、対応する方はネットの事にとても詳しいわけではないかもしれません。そういう方に対して「なんだか分からないけど、こうなりました!」なんて話しても、いつまでたってもらちがあきません。ネット犯罪の専門部署であればいろいろ適切に誘導してくれるでしょう。
ちなみに、私は生活安全課に伺う前に県警本部にも電話をしてみました。しかし当直態勢で専門の担当がいなかったので詳しい話をしませんでした。そのことは今回対応してくれた地元警察の生活安全課の警察官にも報告済です。
「もしこの後あかた(仮名)さんが本部のサイバー犯罪対策室に行かれても全然大丈夫ですよ。こちらも今お聞きした内容は本部に上げます。そこで今後どうするのが一番いいのかを相談し、その中でまた分からないこと、あかた(仮名)さんに聞きたいことがあったらご連絡さしあげます」
と、なんとも丁寧な対応をしてくださりました。
*なにはなくとも勇気
場合によっては相当なレベルで個人情報を聞かれます。後ろめたいことがなければ話せるレベルですけども。ただ聞かれたことに「なぜ答えなければいけないのか」と疑問に思ったらそれは正直に担当者にぶつけちゃっていいと思います。実際ぶつけた場面が今回ありました。「それって情報的に必要なんですか!?」とかw でも「これこれこういう理由で必要」だということを説明してもらってから話しました。
話す勇気と、聞く勇気。そして警察に届け出る勇気。
とりあえずはこんな感じでしょうかね。
今回は熱心に対応してくれた警察官に心から感謝です。
今後しばらく進展はないかと思われますが、なにか動きがあり次第記事にしていこうと思います。
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こちらのサイト様であった不正アクセスの状態が、私のほうでも全く同じでした。(時刻が3時でメッセンジャーからのログインなどなど)
思うに、どこかか情報流出を起こしたか、業者がまとめて買い取ったなどが考えられるのではないでしょうか。
少なくとも、少人数の被害であるとは考えにくいと思います。
2012/10/26(金) 18:15:51 | URL | [ 編集]