左右病偽装罪~和田サン涙の逮捕劇!?

posted at : 2012-08-26 (Sun)

(人気のない真夜中の甲子園で・・・)

医者 「すまんな、こんな所に呼び出したりして」
ワダ 「先生、分かってると思いますが・・・今日の試合のアノ件については一切話せませんから」
医者 「あのRHRの件か」
ワダ 「僕もね、胸が詰まるというか・・・」
医者 「実にキレイなRHRだったからな」
ワダ 「ベンチでずっと、胸が締め付けられるように苦しくて苦しくて・・・」
医者 「ワダくん・・・」
ワダ 「復刻ユニがどうやら1サイズ小さかったみたいなんです。ボタン止まらなくて(苦笑)」
医者 「発注ミスかい!・・・そうゆう事を言ってるんじゃないんだよ。トラファンの方がよっぽど苦しいわい。監督として、何か一言ないのかね?」

ワダ 「・・・苦しゅうない」

医者 「いてまうぞゴラッ!そういうセリフは、最近野手に足を引っ張られ気味の能見あたりに似合うセリフだろうが」
ワダ 「確かに今オフ、能見の時代劇への流出を防がなければいけないですね。トリの事もあるし、トラファンの熱球的応援と罵声、マスコミ・OBへの配慮やら・・・本当の胸も苦しいですよ。阪神の監督ほどシンドイ職業はないですから」
医者 「・・・今シーズン、主治医としてあまりキミの力になれなかった事には、少なからず私も責任を感じているんだ・・・すまんな」
ワダ 「苦しゅうない」
医者 「それがアカン言うてんねん!」
ワダ 「そうやって、心にもない冗談の一つも言うしかないじゃないですか」
医者 「確かにキミの采配そのものが、悪意に満ちたブラックジョークみたいだけどね」
ワダ 「あざーす」
医者 「・・・いちいちツッコんでるヒマはないんだよ。今夜は長くなりそうだからね(苦笑)。実はキミに言わなければならない事があるんだ。はっきり言おう・・・」
ワダ 「?」

医者 「キミの左右病はすでに治っているんだ!

ワダ 「気休めですか?」
医者 「私の診察による真実だ。だからもうキミは、スタメン起用をあの病気に左右される必要はないんだよ!」
ワダ 「・・・先生、僕自身その事はとっくに分かっていましたよ」
医者 「そうなの?・・・ではなぜ今だに病気を続けるんだ?」
ワダ 「逆に・・・もはや左右病しかないんです!
医者 「・・・どうゆう事?」
ワダ 「友人達を傷つけたくないから・・・」
医者 「友人?」
ワダ 「主に33歳以上のトラメイトのことです」
医者 「トラメイト?」
ワダ 「40歳以上になるとトラトモに昇格しますが」
医者 「知らんがな」
ワダ 「僕の野球の原点こそ彼らなんです・・・僕はトラメイトと勝ちたいんだ!」
医者 「言ってて恥ずかしくない?」
ワダ 「恥ずかしがってちゃ、メイツとハイタッチは交わせませんよ」
医者 「メイツ・・・」
ワダ 「だからまず彼らに気持ちよく野球をやらせたい・・・それこそが原点回帰なんですよ」
医者 「それで私の診察やファンの声を無視して、借金がいくら増えようとも、一貫してベテラン偏重を続けてきたんだね」
ワダ 「はい・・・だってトラメイトじゃなければ阪神じゃないもん!」
医者 「・・・」

ワダ 「千葉出身の僕に言わせれば、甲子園で野球をするって事はね、例えるならトラメイツと修学旅行(京都奈良)に行くようなものなんですよね・・・カネの送球を見るたびに、枕投げ思い出すもんな」
医者 「キミ、すごい事言ってるね」
ワダ 「今も若手に言ってるんです。バントはね、優しく鹿に煎餅を上げるようにやりなさいと。あの右手を伸ばした感じがね、大和・俊介・柴田あたりに今伝わっているかどうか・・・」
医者 「キミ、ほんとにすごい事言ってるね」
ワダ 「だからセッキー、今でもバントうまいでしょ」
医者 「奈良で鹿見てたからなんかい!」

ワダ 「そんな愉快な仲間達と、僕は今野球を出来ている・・・それだけで十分幸せじゃないですか」
医者 「お前はな。お前とそのトラメイトだけがな
ワダ 「そんな言い方・・・」
医者 「そんなオトモダチ野球を見せられ続けて、トラファンはどうしたらええねん!」
ワダ 「オトモダチじゃない!トラメイトだ!」
医者 「・・・」

ワダ 「でも、そんな幸せな監督生活もね、長くは続かなかった・・・借金はどんどん増えるし」
医者 「仲間と勝手に“豪遊”してりゃ、そらそうよ」
ワダ 「あっちこっちから、もっと若手を使え!と叩かれるし」
医者 「それが普通やねん」
ワダ 「それで左右病になりすましていたんです!」
医者 「・・・」
ワダ 「その病気を利用すれば、左右Pを基準にして、トラメイトもワカテも平等っぽく使ってるフリが出来る・・・誰も傷つけないですむ・・・」
医者 「偽っていたんだね」
ワダ 「いつまでも変わらず、トラメイツを起用してあげたいから・・・
医者 「なるほど。左右病を装えば、若トラが前の試合でいくら活躍しようが、その選手を外す理由になるわけか。・・・しかしキミのそうゆうやり方に、若トラやトラファンは傷つけられているんじゃないのかい?」
ワダ 「それも分かってますよ・・・だから最近は色んな所に気を使いすぎて、正直自分でもわけが分からなくなっているんです。・・・優し過ぎるんですよね、僕って人間は・・・」

(突然球場の照明が灯り、男が近寄ってくる)。

古畑 「え~、はい、そこまでです」
ワダ 「誰だあんた?」
古畑 「突然古畑です。・・・実は、ウフフ、主治医さんに協力して頂いて、あなたの自白を待っていました」
ワダ 「自白って・・・先生・・・」
医者 「すまん。でも、多くのトラファンのことを思えば、こうするより仕方なかったんだよ」

古畑 「和田監督、あなたは罪を犯しました。そして今それをお認めになった。言わば・・・ベテランへの過剰な優しさという名の罪です」
ワダ 「それのどこがいけないんだ?」
古畑 「一般生活ではそれは非常に美しき友情となりますが・・・え~、人気プロスポーツでそれは有罪を意味します。つまりあなたは今、可能性のある多くの若トラを絶滅危惧種においやっているのです」
ワダ 「そんな・・・」

古畑 「あなたはもう、左右病に逃げるべきではない。多額の借金を抱え、事実上CS争いからも脱落している今・・・残された試合をトラメイツ以外の、腹ペコのトラ戦士達に捧げるべきです・・・例えば野原祐也のような」

ワダ 「顔が思い出せない・・・」
医者 「最大の罪だろ」
古畑 「ワダさん、あなたを逮捕します
医者 「ワ、ワダくん・・・」
ワダ 「自分でも分かっていたのに、でもやっぱりメイツを裏切れなかった・・・一緒にやってた気心の知れる仲間は大事なんだ」
古畑 「若トラ達も同じです
ワダ 「えっ」
古畑 「つまり、彼らも同じトラ仲間じゃありませんか」
ワダ 「・・・気づかなかった。確かにそうかもしれませんね。フフ、僕は昔から人見知りでね、若トラ達とうまく目を合わす事も出来なかった」

古畑 「ワダ・クジ・セキカワ・・・選手時代を思い出します。みんな大好きな選手でした。3人とも・・・目立たず・はしゃがず・活躍せず」
ワダ 「ダメ選手だろ」
古畑 「え~、実を言いますとあまり記憶にないんです」
ワダ 「何か少しぐらい覚えてるでしょ?」
古畑 「ああ、そう言えば・・・ワダさんのライト前ポテンヒット。
クジさんのレフト前ポテンヒット。セキカワさんの2塁への悪送球とか」
ワダ 「関川コーチは怖えんだぞ!」

古畑 「え~どうか、その怖さや厳しさは、どの選手・どのプレーにもまんべんなく発揮して頂きたいものです。う~ん、それが出来ずに、腫れ物に触るかのような特別扱いが、長年妙な閉塞感をトラベンチに生み続けているのですから。・・・少なくとも『RHR覚悟の守備』などあり得ません」

ワダ 「・・・」
古畑 「タイガースに対する罪をお認めになりますね?」
ワダ 「(頷く)・・・これでやっと楽になれる。もう頑張る必要はないんだ。僕は闘う猛虎にはなりきれなかった・・・仲間達とノンビリと草をはむ牧場のトラが向いているのかもしれないな」
古畑 「え~、あなたにはぜひ・・・極上のトラになって頂きたかった」
ワダ 「古畑さん・・・」
古畑 「残された試合、せめてもトラの未来を見せて下さい」
ワダ 「努力します」
古畑 「そして、あなたの辞表を見せて下さい」
ワダ 「ヤダヤダワダヤダ」
医者 「じゃかぁしいわ!・・・私がこいつになりすましてでも書きます!辞めさせますから!」
古畑 「その言葉を聞いて安心しました・・・それでは参りましょうか」

古畑 「え~、これでようやく事件は解決です。思いつきで“捜査”を始めてみたものの、ムダに長文になり皆様にはご迷惑をおかけしました(笑)。容疑者は無事逮捕しましたが、う~ん、しかしながらもちろん・・・現実のトラの問題は何も解決されないままです(苦笑)。それどころか、ナカムラなんちゃらがどうのとか・・・トラの混迷は深まるばかりです・・・以上、古畑でした」



阪神タイガース ブログランキングへ
にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ
にほんブログ村

posted in : 阪神タイガース0 trackbacks0 comments