汚染水ためるメガフロート福島へ 容量1万トン福島第1原発の敷地内にたまった放射性物質を含む汚染水を貯蔵するため、東京電力が静岡市から譲り受けた人工の浮島「メガフロート」が15日朝、横浜港から福島に向けて出港した。途中で福島県いわき市の小名浜港に寄り、原発には5月下旬に到着する予定。 長さ約136メートル、幅約46メートル、高さ3メートルの鋼鉄製。船のように内部が隔壁で区切られて1万トン程度の容量があり、東電は低濃度の汚染水貯蔵に利用することを検討している。 メガフロートは静岡市の清水港で海釣り場として使われていた。4月初めから製造元の三菱重工業の施設で水漏れ対策や点検を受けていた。 【共同通信】
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