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東京都 火災による死者増加12月30日 4時13分
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ことし1月から先月までに都内で起きた火災で死亡した人は88人と、去年の同じ時期に比べて25人増えていて、特に高齢者が逃げ遅れて死亡するケースが目立っています。
東京消防庁によりますと、都内ではことし1月から先月までに88人が火災で死亡し、去年の同じ時期に比べて25人増えています。
このうち65歳以上の高齢者が56人と全体の63%を占め、1人暮らしやお年寄り夫婦の世帯で逃げ遅れて死亡するケースが目立っています。
9月までに起きた火災の原因別では、▽たばこの不始末が31%と最も多く、▽次いで、コンロの消し忘れや扱い方の不注意などが20%、▽ストーブの消し忘れや引火などが18%となっています。
また、9月までの火災で死者が出た住宅のうち、半数近くの44%が、法律で設置が義務づけられている火災警報器をつけていませんでした。
東京消防庁は、暖房器具や火の取り扱いに十分注意するほか、初期消火を早めるために火災警報器を必ず設置するよう呼びかけています。
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