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茨城~静岡沖での転覆事故増える12月30日 12時4分
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ことし、先月までに茨城県から静岡県にかけての海で起きた船の事故は、去年の同じ時期より減りましたが、船の転覆事故は増加し、第3管区海上保安本部は、天候の悪化で転覆につながったケースが目立っているとして、天気予報を十分に確認して海に出るよう呼びかけています。
第3管区海上保安本部のまとめによりますと、ことし1月から先月までに茨城県から静岡県にかけての海で起きた船の事故は117件で、去年の同じ時期に比べて16件減りました。
内訳を見ますと、船どうしの衝突事故が71件と最も多く、3月には千葉県館山市の沖合で、釣り船と漁船が衝突して男性の釣り客1人が死亡するなどしています。
次いで、岩や浅瀬などに乗り上げる事故が28件となっています。
一方、転覆事故は18件と去年より3件増え、天候の悪化で高波や強風にあおられて転覆するケースが目立っているということです。
第3管区海上保安本部は、「冬場は海温も低いので、転覆すると死亡事故につながりやすい。必ず天気予報を確認し、天候が悪くなりそうなら海に出ないよう心がけてほしい」と呼びかけています。
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