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清瀬市 出生届や婚姻届が駅トイレに放置
12月28日 20時22分

東京・立川市にあるJR立川駅の男子トイレで、清瀬市に提出された出生届や婚姻届などの公文書、およそ150通が手提げ袋に入ったまま放置されているのが見つかり、清瀬市は何者かが勝手に公文書を持ち出した可能性が高いとみて、警察に被害届けを提出しました。

警察によりますと、今月7日の午後7時前、JR立川駅の男子トイレで清瀬市の公文書が入った手提げの紙袋が放置されているのをトイレの利用客が見つけてJRに届け出ました。
紙袋には、清瀬市に提出された出生届や婚姻届などの公文書、およそ150通が入っていて、清瀬市によりますと、いずれも市役所の別館の地下にある鍵のかかる倉庫に保管されていたということです。
倉庫に入るための鍵は市役所の中の公文書を管理する部署に保管されていますが、放置された文書を閲覧するため鍵を利用したという記録は残っていないということです。
このため、清瀬市は何者かが勝手に大量の公文書を持ち出して、何らかの理由で駅のトイレに放置した可能性が高いとみて警察に被害届けを提出し、警察は盗みの疑いで詳しい状況を調べています。
清瀬市の渋谷金太郎市長は「市民にご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」とコメントしています。

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