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埼玉 新生児集中治療室のベッド倍増へ12月31日 11時22分
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安心して出産できる体制を整えようと、埼玉県川越市にある埼玉医科大学総合医療センターは病棟を増築して、NICU=新生児集中治療室のベッドの数をこれまでの2倍の60床に増やすことになりました。
川越市にある埼玉医科大学総合医療センターは、「総合周産期母子医療センター」として出産の危険性が高い妊婦のほか、未熟児の赤ちゃんなどを受け入れています。
センターは、出産の高年齢化が進み、危険性の高い出産が増えているとして病棟の増築工事を進め、来年4月からNICU=新生児集中治療室のベッドの数を、現在の2倍の60床に増やします。
また、NICUを出た新生児が入院するGCU=回復治療室のベッドが30床増えて48床となります。
埼玉県によりますと、県内では年間およそ6万人の赤ちゃんが誕生しますが、NICUのベッドの数は必要とされるベッドの60%にとどまり、東京都内で出産を余儀なくされる妊婦も少なくないということです。
総合周産期母子医療センターの田村正徳センター長は、「埼玉県内で安心して出産できる態勢をさらに整備していきたい」と話しています。
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