使いやすいインターフェイスのファイル復元ソフト!「Recuva」。
Recuva
● Recuva
シンプルで使いやすいファイル復元ソフト。
ごみ箱から削除されたファイル等々を、元通りに復旧してくれるファイルリカバリーツールです。
復元の前にファイルをプレビュー表示する機能や、検出されたファイルの状態を 4 段階で評価する機能、
検索結果のファイルを、名前の一部やファイルの種類でフィルタリングする機能... などが付いています。
検出されたファイルを、完全に削除してしまうこともできたりします。
「Recuva」 は、シンプルなファイル復元ソフトです。
誤ってごみ箱から削除してしまったファイルや、クラッシュ ・バグ、ウイルス 等によって削除されてしまった
ファイル、さらにはテンポラリファイル等々を、元通りに復旧してくれる.. というファイルリカバリーソフトです.
見た目はシンプルでありながらも中々高機能で、ファイルがどのくらいの確率で復元できるのかを事前に
確認できたり、検索で見つかったファイルをプレビュー表示してみたりすることができます。
(プレビューは、ファイルの状態が良い場合にのみ可能)
検索結果のファイルは、様々な条件を元に絞り込み表示&並べ替え することができ、また 「Recuva」 の
ようなソフトで復元できないように “ 抹消 ” することもできたりします。
基本的な使い方は以下の通り。
ウィザードに沿って操作を進めるモードもありますが、ここではウィザードを使わない方法を紹介します。
- 「Recuva.exe」 を実行します。
- 「Recuva ウィザード」
が表示されますが、右下の 「キャンセル」 ボタンをクリック。
ポータブル版を使用している場合、「Cancel」 ボタンをクリック → 画面右上の 「Options」 ボタンを
クリックし、上部の 「Language」 欄で 「Japanese」 を選択して下さい。
- メイン画面が表示されます。
左上にあるプルダウンメニューをクリックし、削除してしまったファイルが存在していたドライブを
選択します。
- すぐ右側にある 「スキャン」 ボタンをクリック。
消失したファイルの検索処理が開始されるので、しばらく待ちます。
- 検索が終了すると、画面中央に削除済みのファイルがリスト表示されます。
ファイルは、
- ファイル名
- 削除時のパス
- 最終更新日時
- サイズ
- 状態※1
- ファイルに対するコメント※2
といった項目ごとにカラム分けして表示され、各項目ごとにソートできるようになっています。
※1
ファイルの状態は、「高確率」 「中確立」 「低確率」 「復元不可能」 の 4 段階に分けられる。
確率が高いほど、ファイルを正常に復旧することができる。
※2 ファイルが上書きされているか否かを確認することができる。
- 検索結果のファイルは、特定の条件でフィルタリング (絞り込み表示) することもできたりします。
ファイルをフィルタリングする場合、画面右上にある検索フォームに、目的とするファイルの名前
(の一部) 、あるいは拡張子 を入力します※3。
(通常は、拡張子で絞り込む)
※3
検索フォームの右端にある ▼ をクリックし、ファイルの種類を指定しても良い。
指定できるファイルの種類は、ピクチャ / ミュージック / ドキュメント / ビデオ / 圧縮ファイル /
電子メール。
ちなみに、ごみ箱から削除されたファイルは、特定の規則に基づいてリネームされてしまうため、
通常は 「最終更新日」 や 「サイズ」、「拡張子」 を目安にしてファイルを探します※4。
※4 また、ごみ箱から削除されたファイルは、「削除時点のパス」 欄に 「$Recycle.bin¥〜」 と
表示されるので、それらのファイルを中心に探す。
- ファイルの状態が良ければ、その内容を復元前にプレビューすることも可能です。
操作方法は簡単で、内容を確認したいファイルをクリックするだけ。
(プレビューは、画面右側のプレビューパネル上で確認することができる)
プレビューパネルの上部にあるタブをクリックすることで、ファイルの詳細情報 / ヘッダ を
確認することもできたりします。
- 復元したいファイルにチェックを入れ※5、画面右下の 「復元」 ボタンをクリック※6。
※5
複数のファイルをまとめて復元したい場合、ファイルの選択を行った後に右クリック →
「選択されたファイルをチェック」 を選択するとよい。
※6
目的のファイルらしきものが全く見つからなかった場合、「詳細スキャン」 で作業をやり直す...
という手もある。
(ただし、詳細スキャンは物凄く時間がかかるので注意)
「詳細スキャン」 を行う場合、画面右上の 「オプション」 ボタンをクリック →
「動作」 タブ
を開き、
「詳細スキャン (調査時間:大) 」 にチェック → 再度スキャンを実行する。
- 「フォルダの参照」 ダイアログが表示されるので、ファイルの復元先フォルダを指定します。
この時、復元元のドライブとは違うドライブ内のフォルダを指定します。
- ファイルの復元処理が実行されます。
- 少し待ち、
「 ○ ヶのファイルを復元しました」 というダイアログ
が表示されたら復元完了です。
- Tips : 検索で見つかったファイルを、二度と復元できないように完全削除することもできます。
ファイルを完全削除するには、削除対象とするファイルにチェックを入れ、右クリック →
を選択すればOK です※7。
※7
画面右上の 「オプション」 → 「詳細設定」 欄で、ファイルの削除方式を設定することもできる。
削除方式は、単純な上書き / 米国国防総省 NISPOM 方式 / NSA 方式 / Gutmann 方式 の
中から選べる。
上書き回数が大きいものほど処理は確実になるが、その分処理に時間がかかる。
その他、検出されたファイルの表示形式を、エクスプローラ風なツリービュー、または
サムネイル一覧 に
切り替えることもできたりします。
(ファイルリスト上で右クリック → 「表示形式」 から)
尚、ファイルの復旧は、「削除した直後に試みる」 のが鉄則です。
少しでも時間が経つと、他のファイルに上書きされてしまう可能性があるので、「しまった!!」 と
思ったら、即座に処理を実行することをおすすめします。
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