多機能なファイル復元ソフト! 「Undelete 360」。
Undelete 360
● Undelete 360
多機能なファイル復元ソフト。
人為的なミス、ウイルス感染、ハードウェアエラー 等々の原因によって消えてしまったファイルを、元通りに
復元してくれるファイルリカバリーソフトです。
検出されたファイルを種類ごとに絞り込み表示する機能や、ファイルを特定の条件でフィルタする機能、
ファイルの内容をプレビュー表示する機能、ファイルの損傷具合を数値で示す機能 などが付いています。
「Undelete 360」 は、多機能なファイル復元ソフトです。
何らかの理由により消えてしまったファイルを復元してくれるソフトで、目的のファイルを探し出すための
機能が豊富に搭載されているところが最大の特徴。
検出されたファイルは種類ごとに絞り込み表示することができ、また各ファイルごとに 内容 / プロパティ /
バイナリデータ をプレビュー表示できるようになっています※1。
※1
内容をプレビューできるのは、テキスト系のファイルと BMP / JPG / GIF ファイルのみ?
(対応しているファイルでも、壊れているとプレビューすることはできない)
尚、「プロパティ」 画面内で、“ ファイルがどのくらい上書きされてしまっているのか ” ということを
確認することができる。
加えて、ファイルを 名前 / 損傷状態※2 / サイズ / 作成日時 / 更新日時 といった条件で、フィルタリングすることもできたりします。
※2
検出されたファイルは、“ 最良 / 良 / 中 / 悪 / 上書きされています ” の五段階で評価される。
左 (最良) にいくほど状態が良く、復元できる確率が高い。
通常版に加えて、ポータブル版も用意されているので持ち運びにも便利。
ちなみに、ドラッグ&ドロップで追加されたファイル / フォルダ や、指定したドライブの空き領域※3 を、
復元できないように完全削除する機能も備えています。
※3
既に削除済みのデータを、復元されないように完全削除する... ということ。
使い方は以下のとおり。
ファイルの復元は、削除してしまった後 “ 即 ” 行うのが鉄則です。
削除されてから時間が経つにつれ、復元できる可能性は小さくなっていくので注意。
(パソコンを全く使っていなければ別だが...)
日本語化
- 「undelete-360.exe」 を実行します。
- メニューバー上の 「Tools」 → 「Change Language」 から 「日本語」 を選択します。
失われたファイルの検索
- まず最初に、ツールバーの左端にある 「検索」 ボタンをクリック。
- 少し待つと、現在接続中のドライブがリスト表示されます。
この中から、削除してしまったファイルが存在していたドライブにチェックを入れます。
- チェックを入れたら、画面右上にある 「開始」 ボタンをクリック。
- ファイルの検索処理が開始されるので、じっくりと待ちます。
- 検索が終了すると、削除済みのファイルがリスト表示されます。
ファイルは、
- ファイル名
- パス
- 状態
- サイズ
- 作成日時
- 更新日時
といった情報ごとにカラム分けして表示されます。
(各カラムをクリックすることで、ファイルをソートすることができる※4 )
※4
私の環境だけかもしれないが、カラムをクリックした後にリスト上をマウスオーバーさせないと、
並び順がリフレッシュされないことがあった...
( Windows7 / 32bit | Undelete 360 2.1 Build 1 ポータブル)
- ファイルの内容をプレビューしてみたい時は、目的のファイルを選択 → 画面上部のタブを
「ファイル プレビュー」 に切り替えてみます※5。
※5
プレビュー表示に対応していないファイルもある。
(ファイルが壊れていても、プレビューすることはできない)
ファイルのプロパティを確認したい時は 「ファイルのプロパティ」 タブ を開き、ファイルデータを
16 進文字列で確認したい時は 「16 進表示」 タブ を開きます。
「ファイルのプロパティ」 タブの 「損傷」 という欄では、ファイルがどの程度上書きされているのかを
パーセンテージで確認できるようになっています。
(数値が高いほど、上書きされてしまっている)
ファイルをフィルタする
- 画面左にあるツリービューを使うことで、ファイルを種類ごとにフィルタリングすることができます※6。
※6
その後何らかのカラムをクリックすると、フィルタが解除されるので注意。
(フィルタが解除されるというか、表示がおかしくなる...)
また、画面左上にある 「グループ化」 欄の 「フォルダー」 ボタンをクリックすることで、ファイルを
ディレクトリごとにフィルタできたりもします※7。
※7
ごみ箱から削除されたファイルは、通常 「$RECYCLE.BIN」 というフォルダ以下に格納される.
- もし、より詳細な条件でファイルをフィルタしたい場合は、ツールバー上にある 「フィルター」 ボタンを
クリックします。
- 「フィルターオプションを設定して下さい」 という画面 が表示されます。
ここで、詳細なフィルタオプションを設定します。
設定できるフィルタオプションには、次のようなものがあります。
- ファイル名の一部
- タイムスタンプ (日付) の範囲
- ファイルサイズの範囲
- その他※8
※8
一時ファイルの表示 / 非表示 切り替え、上書き済みファイルの表示 / 非表示 切り替え。
ファイル名を指定する場合、「ファイル名の全部または一部」 にチェック → 目的とするファイルの
名前 (の一部) を入力すればOK です※9。
※9
ごみ箱から削除されたファイルは、通常特定の書式でリネームされてしまうので注意。
そのため、ここには拡張子を入力するとよい。
タイムスタンプを指定する場合、「変更された日時は?」 にチェック → 目的とするファイルの
「変更日時」 or 「作成日時」 を、範囲指定してやればOK です。
ファイルサイズを指定する場合は、「サイズは?」 にチェック → 目的とするファイルの
「最低サイズ」 or 「最大サイズ」 を、KB 単位で指定します。
- フィルタを設定したら、右上にある 「設定」 ボタンをクリック。
- その後、左のツリービュー上で適当なファイルフォーマット or ディレクトリ を選択すると、リスト上の
ファイルがフィルタリングされます※10。
※10
ここでも、カラムをクリックするとファイルの表示がバグる...
フィルタを解除する時は、ファイルリストの右上にある 「フィルター : オン」 の 「オン」 をクリック →
「フィルターオプションを設定して下さい」 画面が表示されるので、全ての設定を解除 → 右上の
「設定」 ボタンをクリックすればOK です。
(その後、画面左のツリービュー上で、何らかの項目をクリックする)
復元の実行
- 目的のファイルらしきものが見つかったら、それらにチェックを入れます。
- ツールバー上にある 「復元」 ボタンをクリック。
- 「リカバリオプションを設定してください」 という画面 が表示されます。
この画面の右下にある
ボタンをクリックし、ファイルの出力先フォルダを選択します。
この時、元のファイルが存在していたドライブとは違うドライブ内のフォルダを指定します。
- 必要に応じて、左側にあるオプションにチェックを入れておきます。
- 画面右上にある 「開始」 ボタンをクリック。
- ファイルの復元処理が開始されます。
ファイルを完全に削除する
- 「undelete-360.exe」 を実行します。
- 画面左上のタブを、「ファイルの抹消」 に切り替えます。
- 左上にあるプルダウンメニューをクリックし、ファイルの抹消方式を選択します。
抹消方式は、
- 1 パス ランダム ( 1 回) - ランダムなデータで一回上書き
- US DoD 5220.22-M ( 3 回) - 米国防総省方式 (上書き三回)
のどちらかを選択できるようになっています。
通常は 「US DoD 5220.22-M ( 3 回) 」 を選択しておけばよいでしょう。
- 完全に抹消してしまいたいファイル / フォルダ を、画面中央にドラッグ&ドロップします。
- あとは、ツールバー上にある 「ファイルの抹消」 ボタンをクリックすればOK です。
ファイルの完全削除が実行されます。
空き領域を完全に削除する
- 「undelete-360.exe」 を実行します。
- 画面左上のタブを、「ファイルの抹消」 に切り替えます。
- ツールバー上にある 「FS の抹消」 ボタンをクリック。
- 「以前削除されたファイルをすべて抹消する」 という画面が表示されます。
まず、中央にある 「ドライブを選択します」 というプルダウンメニューをクリックし、空き領域の削除を
行うドライブを選択します。
- 左側にある三つのオプションにチェックを入れます。
- あとは、右上にある 「開始」 ボタンをクリックすればOK。
削除済みのデータが、少しづつ抹消されていきます※11。
※11
処理の際に空き領域が減っていくが、そのまま放っておいてよい。
(処理完了後に、領域が復帰する)
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