2011年04月06日

どう考えても計算が合わない東京電力の計画停電

福島第一原発全景

まず、東京電力のホームページを見てみよう。

東京電力の原子力設備を一目で見ると?http://www.tepco.co.jp/nu/torikumi/nuclearlibrary/facilities/facilities01-j.html

トップページ > 原子力 > 情報公開のとりくみ > 東京電力の原子力データライブラリ
の中の「東京電力の原子力設備を一目で見ると?」このページには東京電力の発電設備出力の原子力、水力、火力の割合が2009年の実績と2019年の計画が表になっている。
(自分で上のサイトで確かめて下さい。)

________2009年度末実績______2019年度末計画   (万kW)
原子力____1,819 (23)________2,280 (27)
水力______1,464 (19)________1,512 (18)
火力______4,486 (58)________4,663 (55)
新エネ________4 ( 0)_________ 52 ( 0)
合計______7,769 (100)_______8,460 (100)  (万kW)

この表から読み取れることは火力発電所の総出力だけで今日4月6日の4000万kwは軽く超えるだろうことは小学生でも読み取れる。
これが東電に対する重大な疑惑だ。4大新聞やTV局がこの点がオカシイと何故追及しないのか?大新聞やTV局はこんな簡単な表も読めない?サイトから探し出せない?

昔ならネットがないので、私がすぐは上に資料を得るのに苦労したことだろうが、今では誰でも、そして、すぐに原子力、水力、火力、新エネの東京電力の発電設備を簡単に知ることができる。
この表から読み取れることは2009年の実績と2019年の計画では火力、水力とも微増の計画なので東電のホームページには2011年が載っていないが当然、火力4500万kw前後、水力は1500万kw前後有ると思われる。
地震による発電所の影響はホームページのプレスリリース3月12日にある。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031213-j.html

福島第一、第二原子力発電所が動いてないが、柏崎刈羽原子力発電所 1、5、6、7号機は通常運転中
それぞれ、110kw X 2 =220kw 6、7号機は 135kwx2=270kw 220+270=490kw
が現在の原子力発電による能力であるが、現在止まっている下記の表の                                           
     1号機 2号機 3号機 4号機 5号機 6号機 7号機
出力(万kW) 110 110 110 110 110 135.6 135.6

2、3,4号機の内  2台を動かせば 後,220万kwは発電できる。

   490万kw+220万kw=710万kw は原子力でまかなえる。

では あと水力と火力はどうなっているのだろう

----------------------------------------------------------------------
地震直後3月11日 午後6時  プレスリリース 東電ホームページより
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031103-j.html

【原子力発電所】
・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中
             (4〜6号機は定期検査中)
・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中
・柏崎刈羽原子力発電所 1、5、6、7号機は通常運転中
             (2〜4号機は定期検査中)
※なお、いずれの原子力発電所においても、放射線を監視している排気筒モニタま
 たはモニタリングカーによる調査データでは、通常値と変わっておりません。

【火力発電所】
・広野火力発電所   2、4号機 地震により停止中
・常陸那珂火力発電所 1号機 地震により停止中
・鹿島火力発電所   2、3、5、6号機 地震により停止
・千葉火力発電所   2号1軸 地震により停止
・横浜火力発電所   8号4軸 地震により停止しておりましたが、午後5時28
           分に運転を再開
・大井火力発電所   2、3、 地震により停止中
・五井火力発電所   4号機 地震により停止中

【水力発電所】
・福島県内で14発電所、栃木県内で3発電所、山梨県内で5発電所、群馬県内で1
 発電所が地震により停止中

【流通設備等への影響】
(地震により、当社の変電所は8カ所が停止中)
・那珂変電所 地震により停止中
・新茂木変電所 地震により停止中
・常磐変電所 地震により停止中
・茨城変電所 地震により停止中
・石岡変電所 地震により停止中
・西水戸変電所 地震により停止中
・河内変電所 地震により停止中
・芳賀変電所 地震により停止中

-----------------------------------------------------------------------
現在
4月5日 午後4時 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11040506-j.html
現在、
・柏崎刈羽原子力発電所 1、5、6、7号機は通常運転中
 (2〜4号機は定期検査中)

【火力発電所】
・広野火力発電所 2、4号機 地震により停止中 
         総発電量380万kw 中 2号機70万kw 4号115万kw
  70+115=185万kw


・常陸那珂火力発電所 1号機 地震により停止中    1号機    
             100万kw


・鹿島火力発電所 2、3、5、6号機 地震により停止中
  2-3号機70万kw x 2=140 5-6号機 115万kw X 2=230
     140+230= 370万kw

185+100+370=655万kwが現在火力のみの不足分
【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)


【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

185+100+370 = 655万kw の火力発電所が現在復旧していない。


火力発電 4500万kw-655万kw = 3845万kw
水力は被害なしなので     +  1500万kw
-----------------------------------------------
__                    5300万kw
火力発電所はニュースでも1回も内部の壊れた様子が流れないのでニュースに成るほどの破壊は火力は起きなかったようなので夏までに655万kwが復旧すれば   5955万kw
今動いている柏崎刈羽で490万kw 6445万kw    

6000万kw オーバーの発電設備があってなぜ計画停電しなければならない理由を東京電力は詳しく説明すべきだろう。

参考 東京電力の火力発電設備
http://www.tepco.co.jp/tp/list/index-j.html

2009年時点で下記のように 7769万kwの発電能力があったのだから原子力発電所のうち福島第一と第二だけが使えなくなったのだから引き算で1000万kw引いても6700万kw つまり2009年度の発電能力から壊れた2か所の福島の原発を引いても、逆に稼働可能な原子力、火力、水力を足しても同じ6000万kw オーバーはある。
東電の計画停電には明らかに説明不足がある。今日、東電に私の計算をぶつけてみたい。

もし、可能なのに故意に停電を仕掛けているならそれは許せないことだ。

2009年度末実績
原子力 1,819 (23)
水力 1,464 (19)
火力 4,486 (58)
新エネ    4 ( 0)   
合計 7,769 (100)   (万kW)
=============================================================
4月8日付 追加の記事ですぜひお読みください。
コメント欄に4月8日にこのブログに良い質問があったので答えておきました。
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●ななしさんから質問

水力発電所の発電量が大きすぎる気がしますが、
「最大」発電量で計算していませんか?
たとえば新高瀬川発電所は最大134万kW以上の発電能力を持っていますが、年間実績は9億kWhで、
単純計算すると平均10万kW程度の発電能力しかありません。
揚水式発電は本当のピーク数時間をカバーする目的で作ってあり、根本的な電力不足にはあまり役に立ちません。
Posted by ななし at 2011年04月08日 12:14
----------------------------------------------------------------------
●とおりすがりさんから私の主張への応援コメント

>平均10万kW程度の発電能力しかありません

年間実績は揚水時電力を差し引いてるんですかね?

元々コンデンサーとして作られているんでしょうから目的には合致してるんじゃないでしょうか
Posted by とおりすがり at 2011年04月08日 15:11
-------------------------------------------------------------------

以下私の解答

>水力発電所の発電量が大きすぎる気がしますが、
>「最大」発電量で計算していませんか?

ななしさんの疑問に答えますね。私があげた水力の発電設備は他社受電分を含んでいます。
http://www.tepco.co.jp/nu/torikumi/nuclearlibrary/facilities/facilities01-j.html

ななしさん言う少ない発電量の数値は認可出力で株主向けIRにその資料があります。
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/annai/shiryou/suuhyou/pdf/suh03-j.pdf
多くのマスコミがこちらの数値を東電から報告され鵜呑みにして現在の節電騒ぎに成っています。
夏は少しは切迫するかも知れませんが現在は電力は十分余っています。

2009年度実績(他社受電を含)   認可出力(東電の自社分)
原子力 1,819 (23)            1,730万kw
水力  1,464 (19)              898
火力  4,486 (58)             3,820

水力の差 560万kwがななしさんが引っ掛る部分なのでしょう。
その前に他社受電と融通電力量の違いを説明しますね。
他社受電分は住友金属や日本製鉄などと東電が共同出資した君津共同火力発電所などのように
共同が付く発電所とJ-POWER(電源開発株式会社)の持っている火力発電所などを言います。

融通電力は東北電力や北陸、中部電力からまさに融通してもらう電力で上の2009年実績分
には入りません。

今回ななしさんが気に成る水力の差560万kw はほとんどJ-POWERの水力発電所です。

あと ななしさんが知っててあえて言っている様に思えるのですが

>単純計算すると平均10万kW程度の発電能力しかありません。
単純計算してはいけません。ななしさんならご存じだと思えるのですが原子力と火力を
ベースとしてピーク時に水力を使うのですからならしてしまうのは本来意味を持ちません。

とおりすがりさんの言われる通り揚水時の水力はコンデンサーの役目でしょうね。
揚水発電は本来貯められない電力をピークに備えて貯められるわけですから。

ふと思ったのですがななしさんは東電関係者? もし東電関係者でも今の東電の上の方が
経産省つるんで計画停電を画策したことを許すべきではありません。

今まで気が付かなかった民主党も人材居ませんね。どう思います。
意見をコメント欄でお待ちしています。

未だに、この夏節電などとTV宣伝するな。税金の無駄遣い。



posted by ぐっちー at 03:56| 東京 晴れ| Comment(16) | TrackBack(0) | ニュース 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
4000万kwでなく6500万kw の発電能力があることを東電に電話して、
足りなく無いこと調べてから折り返しの電話をもらった、
私の計算が間違いないことを確認した。

0120-995-006で 8番を選ぶそこで上記の計算がまちがっていないことを確かめて見て下さい。
大勢がオカシイだろうと言えば必要ない計画停電をやめるだろう。
東電は隠ぺい体質の会社だがこんなことは許されない。
Posted by ぐ at 2011年04月06日 19:38
水力発電所の発電量が大きすぎる気がしますが、
「最大」発電量で計算していませんか?
たとえば新高瀬川発電所は最大134万kW以上の発電能力を持っていますが、年間実績は9億kWhで、
単純計算すると平均10万kW程度の発電能力しかありません。
揚水式発電は本当のピーク数時間をカバーする目的で作ってあり、根本的な電力不足にはあまり役に立ちません。
Posted by ななし at 2011年04月08日 12:14
>平均10万kW程度の発電能力しかありません

年間実績は揚水時電力を差し引いてるんですかね?

元々コンデンサーとして作られているんでしょうから目的には合致してるんじゃないでしょうか
Posted by とおりすがり at 2011年04月08日 15:11
>水力発電所の発電量が大きすぎる気がしますが、
>「最大」発電量で計算していませんか?

ななしさんの疑問に答えますね。わたしがあげた水力の発電設備は他社受電分を含んでいます。
http://www.tepco.co.jp/nu/torikumi/nuclearlibrary/facilities/facilities01-j.html

ななしさん言う少ない発電量の数値は認可出力で株主向けIRにその資料があります。
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/annai/shiryou/suuhyou/pdf/suh03-j.pdf
多くのマスコミがこちらの数値を東電から報告され鵜呑みにして現在の節電騒ぎに成っています。
夏は少しは切迫するかも知れませんが現在は電力は十分余っています。

2009年度実績(他社受電を含)   認可出力(東電の自社分)
原子力 1,819 (23)            1,730万kw
水力  1,464 (19)              898
火力  4,486 (58)             3,820

水力の差 560万kwがななしさんが引っ掛る部分なのでしょう。
その前に他社受電と融通電力量の違いを説明しますね。
他社受電分は住友金属や日本製鉄と東電が共同出資した君津共同火力発電所などのように
共同が付く発電所とJ-POWER(電源開発株式会社)の持っている火力発電所などをいいます。

融通電力は東北電力や北陸、中部電力からまさに融通してもらう電力で上の2009年実績分
には入りません。

今回ななしさんが気に成る水力の差560万kw はほとんどJ-POWERの水力発電所です。

あと ななしさんが知っててあえて言っている様に思えるのですが

>単純計算すると平均10万kW程度の発電能力しかありません。
単純計算してはいけません。ななしさんならご存じだと思えるのですが原子力と火力を
ベースとしてピーク時に水力を使うのですからならしてしまうのは本来意味を持ちません。

とおりすがりさんの言われる通り揚水時の水力はコンデンサーの役目でしょうね。
揚水発電は本来貯められない電力をピークに備えて貯められるわけですから。

ふと思ったのですがななしさんは東電関係者? もし東電関係者でも今の東電の上の方が
経産省つるんで計画停電を画策したことを許すべきではありません。


Posted by ぐっちー at 2011年04月09日 03:10
柏崎刈羽原子力発電所の止まっているうち何台かは定期点検が終わり夏には稼動している予定だったようです。
しかし現在の反原発世論の高まりで、運転再開に対する地元同意が取れないだろうといわれています。
その点についてはどうお考えでしょうか。
Posted by 疑問 at 2011年04月18日 08:47
水力は雨だのみなので、今すぐや1ヶ月後ぐらいは現在の貯水量を元に計算できると思いますが、夏(7月、8月)の時点でどれだけ水があるかはわからないので、単純に夏のピーク対応発電量に加算してしまうのは心配です。大雨で水量が潤沢にあることを期待しますが空梅雨だったから発電できませんでしたじゃ、手遅れになりますよね。
Posted by とおりすがりのおじさん at 2011年04月18日 16:25
とおりすがりのおじさんさんへ
東京の飲料水は山を越えて運んでこれないので利根川水系と荒川水系がほとんどですが幸い電気は送電線で運ぶので東京の電気は新潟や長野などの水力発電所でも作られているので飲料水ほど天気に影響されません。それに現在の東電の水力は天候にあまり左右されない揚水発電です。
それに現在の水力はピーク時の補助にしか使われていないので水力が本当に必要なのは7−8月の暑い日の数時間だけですので水量は大して必要ないのです。
Posted by ぐっちー at 2011年04月20日 01:48
疑問さん たぶん今後東電に関して原子力発電所を動かすのが難しいでしょう。ニュースでは今動いている4基の運転期間を若干延ばすとのことです。
夏を過ぎたら原発すべてを止めることになるでしょう。来年の夏までに火力がすべて回復すれば東電はすべての原子力発電所を止めても融通電力160万kwとタイから借りたのガスタービン25万Kwと現存の火力発電所増強分50〜100万kwで185万Kwを確保してあと民間の自家発電が50万〜70万Kw増強の可能性があるのですべての原発を止めても節電の必要はなくなります。
このまま来年までは福島第一の事故は解決しないでしょうから、東電としても、原発で発電さつづけて下さいとは言えないでしょう。いま動いている原発が点検時期を向かえればそれが東電に取っての最後の原発に成るのではないでしょうか?

Posted by ぐっちー at 2011年04月20日 02:11
地球人さんは偉い!
今年の夏は残りの原発を止めても、今年の夏はクーラーガンガンでも大丈夫だ。
地球人さんの快挙を日本中に知らしめよう。
計画停電をすべて実施された地域のゴリラでした。
Posted by ごりら at 2011年04月22日 17:05
ごりらさんコメントありがとうございます。
東京電力もここの所2回に分けて発電可能電力を引き揚げました。姑息なやり方ですね。あともう一回引き揚げると思いますがどうするのでしょう?
まだ日本中の多くの方は東電に騙されています。
東電のズルさ身勝手さを日本中いや、世界中に知らせましょう。
わたしも少し前までは原子力発電もやむおえないかな? と思っていましたが報道される東電の関連会社やその他の作業員に対する態度を聞くにつけこんな会社に原発を預けていたのかと思うとぞっとします。
未だに節電CMを流しているのは原発存続のためだろうが福島県知事言うように許可に成るわけがない。
Posted by ぐっちー at 2011年04月23日 00:47
東電が騙してるとか、他の発電で電力が賄えるかどうかという細かい計算はたいした問題ではないという意見の者です。

首都圏以外の人間から見れば、電力会社もユーザーも「同じ穴のムジナ」です。
東電ユーザーで計画停電に困ってる方々は、東電を責めてドヤ顔してる場合でないんではないでしょうか?


原子力推進派がどうやって原子力発電を正当化するかご存知ですか?
彼らは、「現在の電力消費を賄い、未来に備える」というのが最大の理由で、その電力を賄うために原子力は有効な手段だと主張します、
反原発の科学者は、原子力の科学的危険性よりも、一人ひとりに電力浪費の抑制を呼びかけるしかない現状。

ずっと昔からまじめに反原発してる方がどんな生活をしているかご覧ください。

http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#


これまですべての発電能力つぎ込んだって東京の夏に耐え切れなかったその行為自体、国と電力会社に原子力発電を正当化する理由を与えて、反原発活動を抑えていたとご存知ですか?



福島県で起こっている一件と国や東電の対応を見る限り、今後東電が「首都圏の電力供給が足りません、原発稼動させたい、原発建てたい」と言って札束持ってきても、もうどこも助けないです。

火力発電の出力で賄えたとしても、
CO2排出はもう無料ではないですから、そう単純に手放しで喜べないです。私たちは東北と同じように、南で海に沈んでいく島の人たちのことも考えなければならない。


こんな計算する暇があれば、
どうぞ「足ることを知る」を学んでください。
東電と一緒に、福島の方々を助けてあげてください。


首都圏以外の人は、この教訓からあなた方が何を学んで、どう行動するか見ています。
Posted by 50% at 2011年04月26日 23:43
50%さん

原発で出す排水の温度をご存じですか?
毎秒70トンの水で7℃水温が上がる熱量ですよ。
原発で出る熱のうち、発電に使われる熱は3割程度です。
残りの熱は全て海に捨てられています。


>南で海に沈んでいく島の人たちのことも考えなければならない。

だったら原発をまずは止めるべきですよね!
Posted by 510 at 2011年04月26日 23:56
510さん

コメントありがとうございます
私も原発止めるのは大賛成です。
原発の高温排水が地球の温暖化の一因とは!
貴重な情報をありがとうございます(笑)

原発止めて、火力発電フルパワーならこの夏も電力十分、クーラー快適!さらに温暖化防止の一石二鳥!

素敵!!!





・・・・・。





Posted by 50% at 2011年04月27日 08:09
ここ2−3日忙しく、50%さんや510さんが書き込んで頂いていたのに気が付きませんでした。
私も25年ほど前に広瀬隆さんの「東京に原発を」読んで友達にも勧めた口ですから私自身は原発推進派ではありません。

50%さんは何か勘違いしてませんか? 私を始め東電の言う「電力が足りないは東電と経産省の出来レース」と主張している人は「電力が足りない→それを解消するには原発が欠かせない」が裏にあることだと皆思ってますよ。

50%さんと510さんは同一人物が掛け合い漫才?
そうでないと50%さんは510さんの言う原発の初歩も知らないで原発反対を唱えているのかな?

原発の構造も知らないとしか思えない発言?

ところで25年前は原発反対だった私は今はどうかと言うと「現在の科学力では原子炉を運転するのは無理が結論です」

ではどうなればOKなのか?
原子炉付近で働く作業員がすべて耐放射線の人工知能のアンドロイドに置き換えできれば賛成してもいいかな?

事故が起きれば原子炉の中に入って燃料棒を素手で抜きとれる程度の耐放射線のアンドロイドを作れるレベルに人類が進歩すれば、原発も現在の火力発電所程度の危険性になる。

そこまでコンピュータや電池(多分リチュウム電池では役不足)2足歩行技術が進歩するには、あと50−80年位の時間が必要。

漫画ならアトムは21世紀には、あの程度のアンドロイドは出来ていたはずだが未だ程遠い。

80年位未来なら放射性同位元素やプルトニュウムなどの核生成物を中性子をぶつけるなどして別な物質に変換するなど今の技術では難しいとされる錬金術に近い科学になれば高濃度放射性物質も唯のゴミに変えられる。

そこまで科学が進歩すれば原発OKだと思いますね。
それまでは、現在の原発を廃炉にして化石燃料主体で補助に太陽光などの自然エネルギーで騙しだまし、この50−80年を乗り切るしかないでしょう。

Posted by ぐっちー at 2011年04月28日 01:03
3月13日に、ある牧師が、同じようにちゃんと足し算をして、東電の嘘を指摘しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/44831507.html
Posted by Miz at 2011年05月03日 09:47
発電所内作業コスト

必ず 一次下請け(関連企業にて 最低 15%

天引き・これには安全対策費も含みます)

従って たとえプラントメーカーといえども

その管理下で作業します。)
Posted by スターチィス at 2011年05月15日 00:14
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