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【芸能・社会】蜷川演劇 イスラエルで拍手喝采2012年12月31日 紙面から 【テルアビブ時事】演出家の蜷川幸雄さんが手掛けたギリシャ悲劇の舞台「トロイアの女たち」の上演が29日、テルアビブのカメリ劇場で始まった。日本・イスラエル国交樹立60周年記念の企画として、両国が共同で制作。初日のカーテンコールには蜷川さん本人が登場し、観客からスタンディングオベーションで迎えられた。 公演では、日本人、イスラエルのユダヤ系、アラブ(パレスチナ)系の役者が、それぞれの母語である日本語、ヘブライ語、アラビア語でせりふを話す演出が注目された。役者が一つのせりふを三つの言葉で話したり、字幕を出したりした。観衆の一人、エドナ・ターンブルグさんは「ユダヤ系とアラブ系が一緒に演技を行うこの劇は、平和への希望を与えてくれる」と語った。 初日を終えた蜷川さんは「母語や歴史的背景が違う人たちが、演劇という共通の枠組みの中で、譲り合ったり、思いやったりしながら作り上げた。芝居という枠がなければまとまらなかったと思う」とほっとした表情。 PR情報
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