アホはあなたです IN、スズカ
「スズカ、なぜにわらわを無視するのじゃ?」
ぽんこつ姫・・・なんで待ってるんだよ・・・このへたれめ。
「ん~~、あんた誰?なんで自分の名前しってるん?」
知らないふりをしてみよう。
「わらわを覚えていないのか、ブリズじゃ!城に来たじゃろう。」
はぁ・・・めんどくさい。
「あーごめん、急いでるから。あと、ぽんこつ姫、あっちでなんかにらんでるよ。」
そう、後ろに執事だと思うが・・・自分たちをにらんでいた。
「気にしなくてもよい、さぁ、城にこい。」
「いーやーだー!!」
だって、ぽんこつ姫・・・話長いもん。
「ううっ、そんなにわらわのことが嫌いなのか・・・」
「あんぽんたんはやなぁ。」
「あんぽんたん?とやらはなんだ?」
「あんぽんたんは、バ・カってことだよ、ぽんこつあんぽんたん姫。」
「・・・そうか・・・嫌いなのじゃな。もう話し掛けないようにしよう。」
「そういうのがあんぽんたんなんだよ、ぽんこつあんぽんたん姫。」
「嫌いではないということか?」
「どうかなぁ~?ま、急いでるから。」
「ま、待つのじゃ、そっちの男はだれじゃ?」
「ぽんこつ姫、あんた姫だから何でも知る権利があると思うな。んじゃ、またね。」
ぽんこつ姫のところからルークを引っ張って後にした。
はぁ・・・いらん事に首突っ込んでくるし、時間取らされるし・・・なんなんだ、あのばかは?
てゆうか勢いであんな、「ぽんこつ姫、あんた姫だから何でも知る権利があると思うな。」なんていっちゃったZE☆ふはははは!
ギルド行こう。
「依頼受けにいこ!」
「あ、うん。」
悩んだような様子だったが気にしない、気にしない。
スズカたちはギルドへの道を歩き始めた。
その後ろから殺気を放っている事に、スズカ、は知らないのであった。
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