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【芸能・社会】AKB48レコード大賞V2 大島優子「AKBを崩した1年」2012年12月31日 紙面から
「第54回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会など主催)の最終選考会と授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で開かれ、10組の優秀作品賞の中から人気アイドルグループ「AKB48」の「真夏のSounds good!」が大賞を受賞した。AKBの大賞受賞は昨年の「フライングゲット」に続いて2年連続。昨年と同様、年内に発売したシングル5作がすべてミリオンセールスとなり、「オリコン」年間シングル部門トップ5を独占する大活躍ぶりだった。また、最優秀新人賞には現役女子高生シンガー・ソングライター家入レオ(18)が選ばれた。 「うれしいです。去年は(大賞を)とりたいという気持ちでしたが、今年はAKB48の第2章としてとらなきゃいけないという気持ちでここに来ました」。総監督の高橋みなみ(21)の目から大粒の涙がこぼれた。うれしさと同時にこみ上げたのは、重圧からの解放だった。 ステージでは、卒業した前田敦子(21)に変わり、渡辺麻友(18)をセンターとする受賞曲の選抜メンバー36人が登場。真っ白な衣装で、SKE48の松井珠理奈(15)、松井玲奈(21)、NMB48の山本彩(19)らも元気いっぱいのパフォーマンスを披露した。 2連覇をかけた今年はまさに激動の1年だった。8月にデビューから7年越しの夢だった東京ドーム公演を3日間連続で実現させたが、“絶対的エース”前田が卒業。その先に続く道はAKB48の「第2章」と位置付けられた。 若手を中心としたチーム4が廃止となり、JKT48やSNH48など海外の姉妹グループへの移籍組も誕生。前田が去った後もシングルの連続ミリオン記録を更新したが、この日、普段はほとんど涙を見せない渡辺麻友(18)が「前田さんが卒業して残された私たちでとれてうれしいです。プレッシャーもあったんですが、こうして大賞をいただけたことを誇りに思います」と泣きじゃくりながら応援してくれたファンへの感謝を口にした。 続けて「これを誇りにこれからも頑張りたい」と決意を新たにした。渡辺は、今年の第4回選抜総選挙で2位になり「来年はセンターをとりたい」と言い切っていた。第3回選抜じゃんけん大会で優勝した島崎遥香(18)という次世代エース候補も育ってきた。 来年には平均年齢14・7歳のHKT48がCDデビューする。大島は「メンバーとの別れもあり、今年はいい意味でAKBを崩した年。来年は新しくAKBを作る年にしたい」と話した。その言葉どおり、次世代を担う10代のメンバーの活躍がV3のカギになりそうだ。 ◆最優秀新人賞は家入レオ名前が呼ばれた瞬間、家入は何度も頭を下げてステージに。「今この瞬間まで、こんなにステキな賞を自分が頂けるなんて思っていませんでしたのでうれしいです」と涙をこらえながら喜びを語った。 デビュー曲「サブリナ」はいきなり「オリコン」初登場9位を獲得。この日、歌った2枚目シングル「Shine」が7位、3枚目「Bless You」8位と3作連続のトップ10入り。 新星のごとく現れた女子高生は、「オリコン年間ランキング2012新人部門アルバム売上金額ランキング」など、すでに7冠を達成していた。 幼少期に家庭の事情から親戚の家を転々とした。孤独や葛藤を歌にすることで自分の居場所を保っていたが、昨年3月、親の反対を押し切ってほぼ勘当状態で単身上京。その結果、一生に一度の栄誉ある賞で最高の結果を出した。父からこの日、「頑張れよ」とメールが来たそうで「すごくうれしかったです」と感慨深げに話した。 来年3月の高校卒業後は、本格的なシンガーへ突き進むつもりだ。 家入レオ(いえいり・れお) 1994(平成6)年12月13日生まれ、福岡県出身。13歳のときに尾崎豊の「15の夜」を聴いて歌手にあこがれる。絢香らを輩出した「音楽塾ヴォイス」に入門し、昨年3月に単身上京。高校に通いながら歌手活動を行い、今年2月に「サブリナ」でメジャーデビューした。本名は非公開。アーティスト名は、映画「レオン」が大好きで、所属事務所の社長から「目がライオンに似ている」と言われたことに由来する。 PR情報
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