サブカテゴリー

PR:

石井、来年にも米国籍取得 シルビア討ちでリオ五輪へ

試合に向け、気合の入る石井慧
試合に向け、気合の入る石井慧
Photo By スポニチ

 柔道の08年北京五輪男子100キロ超級金メダリストでプロ格闘家の石井慧(26=I DASH RHINO)が16年リオデジャネイロ五輪で日本のライバルになる。格闘技と並行して柔道米国代表入りを目指し、7月にグリーンカード(外国人永住権)を取得したことが判明。来年中には米国籍が取得できる見通しとなった。

 31日のIGF創立5周年記念「INOKI BOM―BA―YE2012」(両国国技館、スポーツニッポン新聞社後援)では元UFCヘビー級王者のティム・シルビア(36=米国)を破り、リオ五輪に弾みをつける。

 柔道米国代表入りは時間の問題となった。シルビア戦の前日計量を終えた石井は米国籍取得に向けて進展があったことを明かした。「グリーンカードも7月に取得しました。来年からは柔道の米国代表に入れるように国籍取得へ向けて手続きしています」。

 石井は昨年4月に柔道の全米体重別選手権に出場。オープン参加だったものの、オール一本勝ちで北京五輪金メダリストの実力を見せつけた。その後は米ストライクフォースなど格闘技中心に活動。柔道への気持ちは薄れていったが、8月のロンドン五輪をインターネットなどで見て一変した。「自分が頑張ってきた」という自負のある日本男子柔道が金メダルなしの惨敗。「はっきり言ってショックでした。日本がふがいなかった。自分が(柔道に)復帰して弱い日本を倒したくなった」。自身が柔道界に復帰することで日本に刺激を与えようという思いが強くなった。

 来年4月12、13日に米フロリダ州オーランドで行われる全米体重別選手権にもエントリー済み。今回もオープン参加となるが、エントリーの際に米国柔道連盟のランス・ネイデッグ会長と会談。国籍取得へ協力することを約束されたという。その後は弁護士とも協議。「1年くらいで米国籍が取れるように手続きしてきました」と柔道米国代表入りへの視界が開けてきた。

 米国五輪委員会は、他国から代表になるには1大会を置かなければいけないというルールを定めている。石井は08年北京五輪で日本代表だったが、ロンドン五輪には日本代表として参加していないため、国籍さえ取得すれば16年のリオ五輪では柔道米国代表として参加できる。さらに五輪に出場するには国際柔道連盟のルールで国際大会に5大会以上出場してポイントを獲得しなければならないが「来年いっぱいで国籍が取れたらポイント獲得のために欧州の大会を転戦したい」と青写真は出来上がっている。「100キロ級と100キロ超級の2階級でリオ五輪に出たいし、打倒日本、打倒井上ジャパンです」。全日本男子監督に就任した井上康生氏に挑戦状を叩きつけるなど“石井節”も健在だ。

 今後は格闘技と柔道の両立となる。「柔道の代表になるためにも大みそかのシルビア戦にはしっかりと勝って、おいしいおせちを食べたいですね」と2年ぶりの大みそかの勝利を誓った。

 ▽国籍取得のプロセス グリーンカード(外国人永住権)の獲得には一般的に申請から1〜2年を要する。国籍に当たる市民権を得るには、グリーンカード取得後、約5年が必要と言われている。石井は7月にグリーンカードを取得。市民権の取得条件の一つに「米国に貢献できるもの」という条項があるが、石井は北京五輪金メダリストの肩書があるだけに、柔道米国代表になった場合、貢献が期待される。そのため、5年という歳月を経なくても市民権を取得することが可能とみられている。

[ 2012年12月31日 06:00 ]

Webtools & Bookmarks
Yahoo!ブックマークに登録

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

クイックアクセス

プロレス試合結果

ボクシング

【楽天】オススメアイテム
スペシャルコンテンツ