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【プロ野球】

DeNA来季は手ごわいぞ 巨人が重量打線を警戒

2012年12月30日 紙面から

 きのうのカモはきょうの難敵−。巨人の村田修一内野手(32)が29日、積極補強を敢行した古巣DeNAを来季の要警戒球団に指定した。ブランコ、多村が加わった重量級の攻撃陣に「すごい打線になりそう。簡単には勝てないでしょうね」と戦々恐々だ。

 今年は2位以下に圧倒的な差をつけてリーグ制覇を果たした。大きかったのは、お得意さまのDeNA戦だった。球団史上で優勝例のなかった借金7に到達した直後の4月26日には、15得点の大勝で泥沼を脱した。終わってみれば17勝4敗。DeNA戦なくして、3年ぶりの日本一奪回はなかったかもしれない。しかし、来年はまったく違うチームになる可能性が高い。村田だけでなく、G戦士たちが脅威を感じているのが打線。中日からブランコ、ソフトバンクから多村が移籍。ラミレス、中村紀、筒香らとともに、油断ならない攻撃陣となる。

 村田が「横浜スタジアムなら本塁打がポンポンと出る」とあきれ顔で話せば、坂本も「シャレにならないですよ」とポツリ。阿部に次ぐ第二捕手として存在感を増す実松も「メチャクチャ怖い。巨人の打線よりも破壊力は上かもしれませんね」とため息をついた。

 投手陣も、ソーサ、ソトの元竜コンビが加入した。「今年と同じ感覚で戦ったら、痛い目に遭いますね」と村田。打倒巨人に燃える中畑監督の存在と合わせ、やっかいな相手になることは間違いない。 (井上学)

 

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