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【グラニュース】2012年地域貢献王は阿部2012年12月30日 紙面から
阿部が2012年のミスター・ホームタウンだ。今年グランパスの選手、スタッフらによる地域貢献活動やイベント出演などを独自集計したところ、DF阿部翔平(29)が最多の8回を記録した。次点はMF小川佳純(28)とFW永井謙佑(23)の6回。イベント参加数だけで測れるものではないが、ピッチ内の成績とは違う側面からクラブへの貢献度を考察した。 (宮崎厚志) 目のトラブルに悩まされながらもリーグ戦29試合に出場した不動の左サイドバックは、ピッチ外での“運動量”も傑出していた。 9月16日の今池まつりでは、急きょ練習試合に出場し欠席した玉田の代役を志願するなど、積極的な姿勢も目立った。阿部は「出過ぎて逆に申し訳ない」と頭をかいたが、18日の契約更改の席でもフロントから地域貢献度を高く評価されたという。 「トーク力が上がりましたね。楽しいし、地域の人たちと話せてどういうことを考えているかがわかる。応援してもらっているのも間近でよく分かるから、頑張らなきゃと思う」。きちんと会場を盛り上げ、自身のモチベーションにも変える阿部。頼まれても嫌な顔ひとつせず、広報担当者らも「本当にありがたい」と感謝しきりだ。 次点は小川と永井が並んだ。小川は選手会長としてファンサービスを引っ張る立場を実証し、トークのキレも抜群。永井は五輪代表としての表彰ラッシュで多忙さは群を抜いていたが、どんな場でも明るく丁寧に振る舞った。 もちろん、イベント参加数だけが重要なわけではない。例えば高木や増川、外国人勢は日々の練習場でのファンサービスを欠かさない。玉田は赤い羽根共同募金のポスターに協力し、三都主は岡崎警察署の依頼で外国人向けのメッセージビデオに出演。また、主力の多くは招待シートの提供で地域に貢献している。 ただ、小川や楢崎が訴えているように、選手全体としてはまだまだ地域貢献やファンサービスの姿勢が十分とは言えない。観客動員の伸び悩みを打開するためには、事業部の努力だけでなく選手の協力が不可欠。2013年は、ピッチ外でのプロ意識も問われる。 PR情報
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