選挙当日の投票時間が午後7時までに変わりました
合志市選挙管理委員会では、投票所の閉鎖時間の短縮について検討を重ね、前回の県知事選挙(平成24年3月25日執行)より投票所を閉鎖する時刻を1時間繰り上げて午後7時までとしております。
投票時間は「午前7時から午後7時まで」となります。
有権者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
1 投票結果を早く選挙人に公表できる
現在は、午後9時10分から開票作業開始しておりますが、投票所の閉鎖時刻が1時間短くなるため、開票作業を1時間早く開始することができます。そのため、住民の方に1時間早く開票結果をお知らせすることができます。
2 期日前投票利用者の増加
期日前投票制度は、投票日前であっても、投票日と同じ方法で、投票用紙を直接投票箱に入れることができる仕組です。平成15年の公職選挙法の改正より、現行の制度が創設されました。仕事やレジャーなどで投票に行けない人が告示日の次の日から投票日の前日まで期日前投票をすることができるようになりました。時間も午前8時30分から午後8時まで、合志市では毎回、2箇所で実施しており、利用者数は増加傾向にあります。平成22年7月の参議院議員通常選挙では、投票者数のうち16%(4,346人)が期日前投票を利用されました。
3 投票時間の長さが、必ずしも投票率の向上に結びついていない
投票時間は平成9年の公職選挙法の改正まで、午後6時まででした。投票時間を午後8時まで延長しましたが、国政選挙・地方選挙ともに投票率の低落傾向が続いており、結果として、必ずしも開設している時間の長さが投票率の向上に役立っているとは言えません。
4 県内市町村の状況
平成12年の地方分権一括法の施行により、自治体の判断で投票時間の変更(繰下げ・繰上げ)が可能となりました。県内45の自治体のうち、34の自治体が既に投票時間の繰上げを実施しています。
5 午後7時以降の投票者数の割合と市民アンケート結果
当市では、午後7時以降に投票に来られる有権者は平均で4%、全体では25,000人から30,000人が投票される中で、約1,000人となっております。
今回の検討材料の1つとして、平成23年5月に市民3,000人にアンケートを実施しました。うち回答者は、1,133人でしたが、76.8%の人が午後6時または午後7時までで良い、と回答されました。
6 経費の削減
投票所21箇所で従事する職員の人件費(約150人分)を1時間分削減することができます。
7 従事者の負担軽減
現在の午後8時までの投票では、準備まで含めて連続14時間勤務となります。また、その後の開票作業は深夜まで及ぶことになります。市民の代表として各投票所に2名ずつ従事していただいている投票立会人も同様で、地域の自治会長などにお願いしておりますが、高齢などの理由により負担が大きく、成り手の確保が難しくなってきています。当市では現在、約2割の人が65歳以上の高齢者であり、今後はますます少子高齢化社会が進展するため、従事者の負担軽減も必要です。
「期日前投票」は、従来どおり午前8時30分から午後8時まで実施します。
午後7時以降に投票が必要な人は、ぜひ期日前投票をご利用ください。
期日前投票については、こちら「期日前投票とは」を参照してください。 |