温室効果ガス削減、目標達成 京都議定書31日一区切り地球温暖化対策のため、先進国に温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の第1約束期間が31日、終了する。まだ確定値は出ていないが、さまざまな統計に基づくと「2008~12年に(年平均で)1990年の水準より少なくとも5%削減する」とした先進国全体の目標は達成される見通しだ。 ただ、中国やインドなど新興国の経済発展で、10年の世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量は90年比で1・4倍にも増えており、温暖化の深刻な悪影響を避けるには一層の取り組みが必要だ。 【共同通信】
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