NHK鹿児島県のニュース 鹿児島放送局

桜島活発な活動続く

桜島は活発な活動が続いていて、ことし1月から29日までの爆発的な噴火の回数は、885回に上り、年間では観測史上2番目に多かったおととしに次ぐペースとなっています。
鹿児島地方気象台の観測によりますと、ことし1月から29日までの桜島の爆発的な噴火の回数は、885回に上っています。
これは、気象台が昭和30年に観測を始めて以来、年間では2番目に多かったおととしの896回に次ぐペースとなっています。
爆発のほとんどは南岳の東側にある昭和火口で観測されていますが、ことし7月には、南岳の山頂火口で1年5か月ぶりに爆発的な噴火が観測されました。
また火山灰は多い状態が続き、鹿児島市にある気象台で1平方メートルあたりに降ったことしの火山灰は今月24日まででおよそ3600グラムと去年1年間の降灰量の倍以上となっています。
一方、火山性の地震が頻繁に起きていないことなどから大規模な噴火が起きる兆候は見られないということですが地下深くにあるマグマだまりにはマグマの供給が続いていることから、気象台は今後も火山活動に注意するよう呼びかけています。
一方、新燃岳は、おととし9月以降、噴火はなくこの1年、活発な火山活動は見られなかったものの地下にはまだ大量のマグマがたまっているということで、引き続き注意が必要だとしています。

12月30日 12時50分

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