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横浜の集団感染 病院を立ち入り調査
12月30日 18時16分

横浜の集団感染 病院を立ち入り調査
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横浜市緑区の病院で、入院患者4人が死亡、100人余りが発症したノロウイルスが原因とみられる集団感染で、横浜市は30日、病院に立ち入り調査を行い、感染経路の特定を進めるとともに、病院の衛生管理などに問題がなかったか調べています。

横浜市緑区の横浜田園都市病院では、今月25日から30日までに、入院患者と職員合わせて105人が下痢やおう吐など感染性胃腸炎の症状を訴え、このうち80歳から97歳までの男女4人の入院患者が相次いで死亡し、1人が重症となっています。
横浜市はノロウイルスが原因の集団感染とみて、30日、病院に立ち入り調査を行いました。
横浜市によりますと、ノロウイルスなどの感染を防ぐ対策をまとめた病院のマニュアルには、手袋やエプロンの着用の徹底、おう吐物の処理の方法などが定められていて、これまでのところ、病院側の対応に問題は確認されていないということです。
横浜市は、引き続き職員から話を聴くなどして感染経路の特定を進めるとともに、病院の衛生管理や感染の拡大を防ぐ対策などに問題がなかったか調べています。
横浜市医療安全課の守屋龍一課長は、「感染は収まりつつあるが、少しでも早い収束に全力を挙げて取り組む。引き続き職員への聞き取り調査などを行い、感染経路について詳しく調べたい」と話していました。
            

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