トップページ国際ニュース一覧ロシア 日本人冒険家が交通事故死か
ニュース詳細

ロシア 日本人冒険家が交通事故死か
12月27日 3時47分

ロシア 日本人冒険家が交通事故死か
K10044618411_1212270520_1212270533.mp4

ロシア北西部で自転車に乗っていた日本人男性が車にはねられて死亡し、モスクワの日本大使館などは、8年前に世界7大陸の最高峰制覇の日本人最年少記録を更新した静岡県出身の冒険家の男性ではないかとみて確認を急いでいます。

ロシア外務省からモスクワの日本大使館に入った連絡によりますと、ロシア北西部のムルマンスク州で26日午前、自転車に乗っていた日本人男性が車にはねられて死亡しました。
男性の所持品の中に、静岡県出身の渡辺大剛さん(31)名義のパスポートがあったということで、日本大使館などは、死亡したのは8年前に世界7大陸の最高峰制覇の日本人最年少記録を更新した冒険家の渡辺さんではないかとみて確認を急いでいます。
地元のメディアは、「ワタナベ・ハルヒサさん」という男性が中国からユーラシア大陸を自転車で横断してロシア北西部まで旅行に訪れたという記事を先週、ホームページに掲載し、この男性は22歳で世界7大陸の最高峰を制覇したなどと伝えていました。
現地の警察によりますと、男性はムルマンスク州の中心都市に通じる幹線道路を自転車で走行中、後ろから来た乗用車にはねられたということで、北極圏のため今の季節は昼間でも薄暗いということです。
静岡県森町に住む渡辺さんの両親は、NHKの取材に対して「26日夜10時ごろロシアの日本大使館からムルマンスクで死亡したのが息子の可能性があり、確認中だという連絡があった。後ろから車が突っ込んできたようで、外務省からは現場に息子のパスポートがあったと説明を受けた。息子とは今月14日に電話で話したばかりで来月には日本に帰ってくるはずだった。今は連絡を待つしかない」と話していました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ