熾天の門(セラフィック・ゲート)。この聖杯戦争に置ける聖杯、万能の願望機の正体。
佐々木曰くこの『門』をくぐる事ができた人間は、そのまま『神様』になれるらしい。
佐々木曰くこの『門』をくぐる事ができた人間は、そのまま『神様』になれるらしい。
しかし誰でも通れるというわけではなく、くぐるためにはそれ相応の資格が必要であり、佐々木の知る限りこの『門』を通れた人間は10年前に一人いたのみである。この『門』を通る事の出来る資格を持つ人間を佐々木は『資格者』と呼んでいる。
この10年前を最後に『門』は内側から閉塞してしまった。この聖杯戦争の真の意味と目的は閉塞した『門』を外側からこじ開けるための儀式であり、鷲巣はこの『門』を開くために今回の聖杯戦争を開始したと思われる。
この10年前を最後に『門』は内側から閉塞してしまった。この聖杯戦争の真の意味と目的は閉塞した『門』を外側からこじ開けるための儀式であり、鷲巣はこの『門』を開くために今回の聖杯戦争を開始したと思われる。
重要なのはこの『聖杯戦争』の勝者と『門』の資格者がイコールで結ばれるわけではなく、この聖杯戦争に参加しているマスターのうち『門』を通る事ができる有力な資格者は、鷲巣やる夫、キョン子、涼宮ハルヒの三人となっている。他のマスターに資格が有るのかは不明だがアシェラッドは『門』をくぐる資格を持っていないとのこと。また、資格者以外が『門』をくぐろうとすると 普通なら魂も残さず消滅する。
佐々木の目的は「『門』を開き、そこに資格者を捧げる事により発生する事象を観測する事」である。
アーチャーを含む数体のサーヴァントが脱落すれば、『門』を開く為の術式を起動するには十分らしい。
アーチャーを含む数体のサーヴァントが脱落すれば、『門』を開く為の術式を起動するには十分らしい。
『門』を最初にを見出したのは、柊家の祖である柊 覚悟で、発見されたのは江戸時代であるがそれよりも遙かに古い時期からこの土地に存在したとされる。現在の葉隠れ市の地下深く、広がる大空洞の真ん中に『門』は在った。当時の『門』は、“穴”ではなく単なる小さな“揺らぎ”に過ぎなかった。しかし単なる“揺らぎ”であっても、その影響力は絶大で、一度その“揺らぎ”が強まれば、周辺の土地に百鬼夜行を始めとした無数の怪異を引き起こした。故に、柊 覚悟はその“揺らぎ”を隔離・封印し、周辺への影響を封じる事を考え、地下神殿(現在の鷲巣パークの地下階層)を封印のための基礎として仲間たちと共に築き上げた。しかし、それでも“揺らぎ”の影響は完全には抑えきれずそれは幾つかの“災害”という形で表出し、多くの死人を出した。“揺らぎ”の影響はそれだけに留まらず、原生する動植物の変異、あるいは住民の中には精神に変調を来す者や、“異能”に目覚める者までいた。柊 覚悟が自らの力のみで事を抑えることに限界を感じていた、その折、西欧の魔術を修めた一人の怪しげな男、鷲巣 織部が来訪した。彼は自らの知識を披露し、同時に“揺らぎ”をただ封印するのではなく、外部から“制御”する術を編み出すべきだと主張した。鷲巣 織部の提案に、柊 覚悟は最後まで迷いを見せたが、封印の管理そのものは自らが受け持つ事を条件に、織部の言葉を受け入れた。その後、鷲巣 織部は長い時間と膨大な財を費やし、その過程で無数の災禍さえ引き起こしたが、それでも諦める事はしなかった。そしてとうとう、“揺らぎ”に外部から干渉し、その力を制御する術を完成させた。そしてその魔術を、当時の柊家が“揺らぎ”に対して使っていた“暗き渦”という名に因んで【暗渦魔術】と名付けられた。ちなみに、熾天の門(セラフィック・ゲート)は西洋かぶれだった織部が名付けた名前である。
その正体は、無限に連なる“時間軸”と、無限に広がる“並行世界”とを無限に貫いた“穴”であり、“穴”の中では、時間と世界の“因子”が文字通り“無限”に渦を巻いている。言ってしまえば、あの『門』の向こうには“この世の全て”があり、この地に開いた擬似的な“根源の渦”。本物ではないが、性質としてはほぼ同等。ただし、誰にでも“扱える”代物ではなく、高い【暗渦魔術】の適性を持つ人物でないと扱えない。