大津中2自殺 同級生2人書類送検へ 暴行など容疑 1人児相送致
大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺し、いじめとの関連が指摘されている問題で、滋賀県警が近く、男子生徒をいじめたとして告訴されている同級生3人=いずれも(15)=のうち、当時14歳だった少年2人を暴行などの容疑で書類送検し、当時13歳で刑事責任が問えない少年1人を児童相談所に送致する方針を固めたことが22日までに分かった。
県警は、300人超の在校生らの目撃証言を積み重ね、3人が男子生徒に繰り返していた、いじめとみられる行為が暴行などの容疑にあたるとみている。警察庁や検察庁と調整した上で、送検時期などを最終判断する。
捜査関係者によると、2人のうち1人は、いじめていたとされる時期に14歳となったため、14歳時点での容疑を書類送検し、13歳時点の非行事実は児相送致する。今年5月、担任教諭の小指の骨を折るなどのけがを負わせた傷害容疑も合わせて送検するとみられる。
男子生徒へのいじめは、全校生徒対象のアンケートから同級生の関与が疑われていた。県警は、昨年9月の体育大会で、同級生が男子生徒を鉢巻きで後ろ手に縛るなどした事案や校内での男子生徒への暴力などを中心に捜査を進めていた。
捜査関係者によると、アンケートに記載のあった「自殺の練習」は、男子生徒が実際に強要されていたとする目撃証言はなく、詳細な事実は確認できなかったという。
男子生徒の父親(47)は今年7月、45項目の行為を挙げて、同級生3人を暴行や器物損壊、恐喝、強要、脅迫、窃盗の六つの容疑で告訴していた。
遺族が損害賠償を求めた民事訴訟で、3人はいじめではなかった、と主張している。
【 2012年12月22日 23時10分 】