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２枚買った１８きっぷ…１２月１９～２６日の７泊８日のひとり旅で７日分使いました。(埼玉県･武蔵野線の)南越谷⇒鳥取(泊)、鳥取⇒岡山(泊)、岡山⇒博多(泊)、博多⇒大分(２泊)、大分⇒三ノ宮(泊)、三ノ宮⇒名古屋(泊)、名古屋⇒南越谷。車窓風景と乗り継ぎ駅で刹那の旅情を愉しむ各駅停車の旅です。急ぎ旅の私にしては時間に余裕のある…幼なじみ･旧い友人と再会する旅､年の瀬のnice-tripでした。
山陰本線(嵯峨野線)､因美線､津山線､吉備線､久大本線､関西本線(大和路線)…の各線に久しぶりに乗りました。 草枕は… Roberto Bolaño の『2666』…868ページ､重量1224㌘…内容も重く､辛うじて3分の一読みました。やはり､旅は文庫･新書に限ります。
さて､残った３日分をどう使うか？ 今日(１２月２７日)孫のハル坊を誘って須賀川へ行きました。彼も小学２年生､今や未就学児童ではありません…ふたりで２日分使いました。私には１０月２１日の円谷幸吉ﾒﾓﾘｱﾙﾏﾗｿﾝに非公式参加以来２ヶ月ぶりの街‐須賀川です。須賀川駅に着いたのが昼すぎだったのでアリーナへの道すがら､いつも賑わっているラーメン屋[一本松]で胡麻ラーメンとギョーザと半ライスとメンマを食べました(ﾏﾀﾞ７歳とｽﾃﾞﾆ６４歳､二人とも食いすぎですﾈ)。そして小雪がちらつく道をアリーナの一角にある円谷幸吉ﾒﾓﾘｱﾙﾎｰﾙまで歩きました。つむらやこうきち…1968･1･9自刃…享年２７…流れる東京ｵﾘﾝﾋﾟｯｸの映像､そして血染めの遺書。私は今日も泣きました…止め処なく涙が溢れ「じいちゃんが泣いてらあ」とハル坊に笑われました。帰りぎわに来訪者名簿に記帳しましたが､今日は我々二人だけでした。帰路は市のｺﾐｭﾆﾃｨﾊﾞｽに乗って須賀川駅へ｡ﾀｲﾐﾝｸﾞ良く東北本線を乗り継いで夕刻７時､我が家へ帰還…遅い晩飯に間に合いました。心地良い疲労感…そろそろペンを置き､きょうは早寝です。さあ､残こす１日分で何処へ行くか？…なんて夢を見ながら寝ます。
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