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去る9月10日、五能線に乗るため東北本線-奥羽本線経由で能代に行く途中…秋田駅のホームで乗り継ぎ列車を待っていた瞬間…ちあきなおみが歌った星野哲郎作詞「帰れないんだよ」が脳裏をよぎりました。
「そりゃ死ぬほど恋しくて とんで行きたい俺だけど 秋田に帰る汽車賃が あればひと月生きられる だからよだからよ 帰れないんだよ」
世間が云うところの〝団塊世代〟の心象風景…涙なくしては聞けない歌です。この「帰れないんだよ」に関連して鉄道、駅舎にからむ短歌2首を思い出しました。
〝ふるさとの訛りなつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく〟…石川啄木の余りに有名な歌です。
〝暗闇の彼方に光る一点を 今 駅舎の灯と信じつつ行く〟…これは映画『駅・STATION』で倉本聡のシナリオに出てくる哀しい辞世の歌です。少年死刑囚・故永山則夫は網走の生まれでした。
年の瀬・・・東北、北海道は今晩も吹雪のようです。
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