「ささいなことで」叔父を殴り死なせた疑い　広島

　広島中央署は２９日、同居する叔父を殴り死なせたとして、傷害致死の疑いで広島市西区、無職古田清次容疑者（５５）を逮捕した。

　逮捕容疑は２７日午後６時ごろ、自宅で無職古田末春さんの顔などを手で数回殴り、２９日未明ごろに死亡させた疑い。

　同署によると清次容疑者は、末春さん、兄（６１）の３人で暮らしていた。末春さんが２９日午前、布団の中でぐったりしているのを清次容疑者の兄が見つけ１１０番。駆け付けた署員が死亡を確認した。死因は頭を殴られたことによる脳の損傷とみられる。

　「ささいなことで口論になり、殴った」と容疑を認めている。同署が経緯などを詳しく調べている。