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【プロ野球】

巨人 早くも「松井監督」待望

2012年12月29日 紙面から

 松井の引退を受け、古巣の巨人が早くも将来の監督就任に向けて動き出した。白石興二郎オーナー(66)が28日、東京・大手町の球団事務所で、松井が帰国直後、渡辺恒雄球団会長(86)と直接会談する予定であることを明かした。

 電光石火の熱烈ラブコールだ。「第一義的には松井君の希望を実現できるように支援したい。将来、巨人軍のユニホームを着てチームを指揮したいということであれば、もろ手を挙げて歓迎したい」。球団トップが「松井監督」誕生を熱望している意思を表明した。メジャー移籍後も、松井の動向は継続的に調査。今オフも日本球界復帰を希望した場合は、獲得に向けて受け入れ態勢を整えていた。現役として復帰する道が消えても「巨人の松井」を待望する考えは変わらない。

 松井側からは、渡辺会長への経過報告を希望する連絡が入った。当然ながら今後の進路も話題にあがるとみられ「そうなった場合には積極的に意見交換したい」と白石オーナー。渡辺会長と松井の会談予定があることを告知するという異例の対応からも、巨人の熱い思いが分かる。

 もちろん、何よりも優先されるのは松井の意向だが、期待は膨らむばかり。「もしジャイアンツのユニホームを着て後進の育成に努力したいということであれば、われわれは大歓迎。それは渡辺も私も一致しています」

 あとは松井の気持ちだけ。両者の思いが合致すれば、ポスト原監督の最有力候補として「巨人・松井監督」が、一気に加速する。

 

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