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'12/12/30

テアトル徳山、45年目の終幕



 周南市唯一の映画館「テアトル徳山」が28日の営業を最後に休館した。上映は午後9時に終わり、常連客に惜しまれながら、45年の営業にいったん幕を下ろした。

 最後の上映作品はベン・アフレック監督・主演の「アルゴ」。運営する毎日興業(同市)の森本文矢社長は上映前、「とうとうこの日が来てしまった。楽しい時間を過ごさせてもらった」と思いを語った。

 テアトルは1967年に銀南街に開館。入館者数は97年度の12万人がピークで、昨年度は約1万2千人まで落ち込んでいた。複数のスクリーンを持つシネコンの台頭や映画のデジタル化に対応できなかったという。

【写真説明】最後の上映を終えたテアトル徳山を後にする来館者(28日午後9時20分)




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