下村博文

my日本のティーパーティが下板橋駅前集会所で開催され80人以上が集まる。

先日my日本の代表の方々が国会事務所に来られた時、ネット上の活動だけでなく、アメリカのティーパーティのような活動をしたらどうか、まず私の地元でやったらどうかと提案したところ16日（日）PM6:00～8:00に開いてくれた。遠く秋田や仙台等広範囲から集まって来られていたのでビックリした。このままでは日本が壊れてしまうと危機意識に目覚めた特定の団体等バックにない、一人ひとりが集まってできたネット上の組織がmy日本だ。

私から人権侵害救済法案と自治基本条例を中心に現在の活動状況について話をしたが、すでに私のブログで読んでいてわかっている人が多いようだった。

既存のメディアを通してでなく、ネットを通じで情報を得、若い人達から覚醒し、この日本を愛し、この日本を建て直していきたいという、まともな健全な人達が出てきたのはすばらしい。自虐史観の歴史教科書世代からよく解き放たれたものだ。

my日本管理人からも、独善的な内々だけの組織にならずこれからティーパーティを全国的に広げていって、たくさんの仲間をつくり、大きなムーブメントを起こしていきたいとの発言があった。これまでの運動体でありがちな内部分裂に陥ることなく、次代を創る大きな社会の流れをつくる主体にmy日本のメンバーにはなっていただきたい。それに連動し、私も国会議員の中で活動の輪を広げていきたい。

地元板橋の人からメールで「人権侵害救済法に反対する陳情」をしたいので会ってほしいとの要望があり、地元事務所でお会いする。「my日本」に所属する9人の若い人が来られた。

「my日本」という組織があることさえ初めて知ったが、９人の人もお互い初めて会った人もいるという。「my日本」とは、現在5万人を超える会員のインターネット内の政治系グループで「日本を壊そうとする人がいることを、一人でも多くの日本人に伝えること」が目的であるという。平成21年11月にホームページを開設し、わずか2年弱での5万人だからすごいものだ。

8月にフジテレビの偏向報道に抗議して１万人のデモがあったとは聞いていたが、「my日本」のメンバーが多かったそうだ。一般マスコミはこのことをまったく報道しなかったが、若い人達の意識レベルが高いのには驚く。

特定の宗教団体や政治組織がバックにあるわけでもないのに、「日本の誇りに思える情報」や「日本を壊そうとする情報」を集め、日本を大切にし愛する行動をしている。

訪ねて来た中の１人が、「自分は１ヶ月前に『my日本』の会員になった。それまでは両親も教員なので、学校教育の歴史観があたりまえだと思っていたが、学べば学ぶ程、おかしいと思うようになってきた。日本に誇りが持てないから元気にもなれなかった。『my日本』の会員になり目覚めた。」と語っていたが、象徴的メンバーの声だろう。

ただの受動的生き方ではなく、自分の頭で考えこれはおかしいと思う一人ひとりの意識がネット上でつながり始め、それは急激な勢いになりつつある。３・１１で日本人の魂が若い人の中で目覚め始めたのだろう。

私も呼応したい。

彼らが危機意識を持つ「人権侵害救済法」については、それを阻止するため、これから超党派の議員連盟を立ち上げる予定だ。また「自治基本条例」についても、自民党でその危険性についてのパンフレットを作成し、地方議員対象の勉強会を開催していくことを約したい。