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「電波オークション」遠のく−政局混迷で法改正棚上げ
掲載日 2012年08月31日
「電波オークション制度」導入を盛り込んだ電波法改正案の今国会での成立が難しい情勢だ。同制度は、携帯電話向け電波で最も高い金額を提示した通信事業者に周波数を割り当てるもの。民主党が政権交代後に掲げた同制度に自民党は当初から反対を表明。加えて、国会審議が止まり重要法案が軒並み先送りになる見通しの中、電波オークション制度の先行きも不透明になっている。(黄金崎元)
電波オークション制度は原口一博元総務相の意を受けて、総務省が2011年2月に「周波数オークションに関する懇談会」を開催。同年12月に最終案をとりまとめた。財政状況が厳しい中で財務省の意向を受けて、オークションの落札額を国の一般財源にする方針を固め、12年3月に閣議決定されている。
【来年度実施に暗雲】
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