トヨタ自動車の11億ドルの米訴訟和解、連邦地裁判事が仮承認
12月28日(ブルームバーグ):トヨタ自動車 は意図しない急加速問題によるリコール(無料の回収・修理)で車の価値が損なわれたとして起こされていた訴訟に11億ドル(約945億円)の支払いで和解したことについて、米連邦地裁の仮承認を受けた。
米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁のセルナ判事は28日、26日に提出された和解条件は「公正で合理的かつ適切だ」として仮承認した。最終承認は来年6月24日に予定される公正審理の後になると説明した。
今回の和解でトヨタ車の急加速問題をめぐる訴訟の経済的損失の部分が解決された。人身傷害や死亡をめぐる訴訟については未解決で、来年2月にサンタアナの連邦地裁で最初の審理が予定されている。
原題:Toyota Wins Preliminary Approval of $1.1 BillionSettlement (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Detroit Margaret Cronin Fisk mcfisk@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Hytha mhytha@bloomberg.net
更新日時: 2012/12/29 10:26 JSTニュース一覧
注目のセクション