13月の金曜日

当ブログは、座高高男の、座高高男による、座高高男のためのブログです。 書評を逸脱した超書評と、独善的で手前勝手な幸福論を展開しております。 下品で毒気のある不快な表現内容も含まれております。 決して一般向けではありませんので、十分にご注意ください。

ミヤネ屋に苫米地英人氏登場。オセロ・中島さんの脱洗脳・救出劇の立役者として。

今日のミヤネ屋の冒頭から10分近く、苫米地英人さんがしゃべっていてビックリした。
 オセロ・中島さんの脱洗脳を請け負った経緯や、彼女の近況についてもしゃべっていた。
「渋谷で行われた私のギターライブに来てくれた。 」といったこともしゃべっていた。

中島さんの社会復帰のためのコーチンの一環で住環境からいつどうするといったことまで
コーディネイトしている、といった趣旨のことを『コーチング』という言葉もぶっこんでいた。

悪徳霊脳者の洗脳からオセロ・中島さんを救出して、もうまもなく仕事復帰できる状態まで
もっていった、まさに救世主としてまたとない最高のイメージでお昼のワイドショーで
お茶の間への進出までしてしまったのだ・・・・・・。なんてこったぁ。

それもかなり長い時間。テレビ出演すら問題なのに・・・・。
オセロ・中島さんの社会復帰のコーチングをしたと、プロパガンダをぶっこんいた。

苫米地さん、さすがです。 
これでまた、カモたちを集めやすくなってしまいました。

【書評A第5版】日本買収計画 苫米地英人


日本買収計画
日本買収計画
苫米地英人著 
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,365

84 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 300円寄付するだけでOK!超お手軽な無血クーデター案。苫米地さんが寄付金241億円で衆院議員241名を買収するんだってさ。ワイルドだろぅ?2012/12/8
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 日本買収計画 (単行本)
本書の2章と6章を最初に読めば、苫米地さんの言う『日本買収計画』の骨子を掴むにはこと足ります。
その他の章では日本の政治の体たらくを苫米地流に解説していて、苫米地さんなりの解決策を提案しています。
(昨今の民主党の批判なら誰でもできる。全体的に問題を単純化し過ぎで、現実味が乏しい。いつも通り威勢だけはいっちょまえ。でも本題は『日本買収計画』の方だからまぁ、よしとするか。)

本書で掲げられている現在の政党政治の問題点を
私なりに二点にまとめると以下の通りになります。

(1)現在の政党交付金制度は一旦、政党に政党交付金が支払われる。それで各政党の執行部に「分配する」という強力な権限ができる。
そして、執行部に『ポスト』と『カネ』の両面を握られている。そのため、所属議員は執行部の顔色を伺わなくてはならない。
さらには、党議拘束に縛られるため、国会議員個人が信条に基づた行動ができない。

(2)現行制度の政党交付金のほとんどが議員個人に渡っていない。
大政党で数百万円。しかも派閥の領袖の力によって金額にバラつきがある。
小政党ではもっと小額になっていて、数十万円から一切もらえなかったりするケースもある。
議員は政治資金集めのパーティなどに労力を裂かれるために、本来の仕事(法律立案)ができない。
所属政党や所属派閥によって受け取れる政治資金が異なるので極めて不平等である。
(ちなみに、苫米地さんの試算では、政党交付金を単純に頭割りで交付すれば、一人あたま4700万円となる。・・・そうだ。)

このような問題点を解決するための大胆なアイデアを苫米地さんは本書で発表しています。
それが本書タイトルの『日本買収計画』です。

大まかに言えば、(これは私が簡略にまとめたものです。)
多くの議員の足を引っ張る、この『カネ』の問題を国民の(当面は有志の寄付によるか?)『カネ』で解決して、
最終的には、衆院議員の241名を集めて国民による真の『与党』をつくるというものです。

これは、選挙によらず、今度の総選挙後に苫米地さんが一本釣りをしてきて衆院議員241名を集めてきて実現するそうです。
(選挙で所属政党の看板や選挙公約を掲げて当選してきた議員が、公約に無い活動をするのはちょっと倫理上問題があるような・・・気もするが。その前に実現性にかなり難があると思うのだが・・・。この案に乗っかる衆院院はよっぽどの金欠かつ、判断能力に欠如がある方だけだと思う。どっちにしろ政治生命は短命であろう。)

現行の政治家たちも好き勝手なことやってますからね。現実的には、選挙を経ないでなし崩し的に離合集散しています。
だからといって、原則をかなぐり捨てても良いとは私は思いません。
(極端に言えば、「あいつも嘘をいっているから、こっちもこのくらいの嘘はOKだ」と言う風では元も子も無くなってしまいます。)

『日本買収計画』のカネの部分をハイライトで要約すると以下の通りになります。

●国民(当面は有志"トマベチ信者"からか?)から241億円を集めて一人1億円を配る。
●現行制度の政党交付金を単純な頭割りで衆院議員一人あたり4700万円渡すと約束する。
●上記の合計1億4700万円が国会議員(衆院議員)の政治活動資金に充てることができる。

う~ん。故・田中角栄さんもビックリの超金権政治だなこりゃ。
お金を配って、鬼退治に行こうと桃太郎役の自称学者の苫米地さんに言われて着いて来るだろうか?

苫米地さんの試算によれば・・・国民一人当たりから200円(コーヒー1杯の代金にも満たない)集めればこの案は可能だと言っています。
本書では『日本買収計画』の参加者のことを『国民』『国民』とあたかも全国民の意思のように連呼していますが・・・
実現までは有志による寄付と有志"トマベチ信者"(基本的は苫米地さんがメインの活動家)による活動となるので
本来は『トマベチ新党』と呼ぶべきものだと思います。

この『トマベチ新党』(与党)という新しい政治プラットホームに参加する国会議員は
結局、このトマベチ新党』(与党)で決まったことに従わなくてはならない。・・・とのこと。

ん?
これって、結局、『党議拘束』と同じでしょう?
あくまで、苫米地さんのこの『日本買収計画』の賛同者は国民の中のごくごく一部の有志の信託です。
はじめっから全『国民』の信託であるかのように『国民』をかさにきて話すのはまったくの詭弁だと、私は思います。

これって、全ての『国民』のことじゃないし。
(まぁ、この程度の恣意的な言葉の運用は既存の政治家もやってるからOKか?)

結局のところ『トマベチ新党』(与党)を実現したい有志による『党議拘束』によって国会議員は縛られます。
それでも「このお金を受け取った方がいい仕事ができる」という国会議員を集めるというのが正しい説明でないかと、私は思います。

(当面は、経済的に相当、困窮していて、次の選挙に公認が得られないとか、当選不可能と思われる議員しか興味を示さないでしょう。まともな人間は相手にしません。)

国民から寄付金を受けているので、これは党議拘束にはならない。国民との約束とおっしゃられています。
このような言葉遊びの『観念論』にいったい何の意味があるのでしょう?

どんな議員があつまっても、それぞれに本心の中では政策の齟齬が出てきて当然です。
そこを何とかまとめるのが政党の役割なのです。党首や執行部のリーダーシップの見せどころです。

理念を同じくするものがあつまって政党をなすの最高の理想ですが、
現実的には存在しません。その齟齬を埋めるのが苦肉の策が『党議拘束』なのです。

苫米地さんの詭弁は今に始まったことではないですが・・・
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【ご報告】12月31日24:00に、本ブログおよびAmazonレビュー全投稿作品を完全削除いたします。

一身上の都合により、

本ブログと"座高高男"名義のAmazonレビュー全投稿作品も(Amazonアカウントごと)
12月31日24:00を持ちまして完全に削除いたします。

100%自分原因説やTAWの信者や関係者あたりからは
"思考が現実化した"と思われるかもしれませんが・・・笑


アニキ関係者で喜ぶ方もいるでしょう。(該当される方、よかったですね。)


短い間でしたが、私の拙文を読んでいただいてありがとうございました。
 

座高高男 は永遠に消滅いたします。


では、本当にさようなら。
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