モーラ


「灰は灰に、塵は塵に…」


ニトロプラスのPCゲーム『吸血殲鬼ヴェドゴニア』に登場するキャラクター。

ヴァンパイアハンターのフリッツ・ハールマンと共に行動するヴァンパイアハンターの少女。
常人を遥かに超える超人的な身体能力の持ち主で、その小さな体に似合わぬ巨大なスレッジハンマーを振り回し、
吸血鬼どもを塵に返していく。外見は10歳程度だが実年齢は19歳。
吸血鬼と人間の間に生まれたハーフであり、成長が止まった身体に強いコンプレックスを持っている。
父親である吸血鬼を憎み、殺すことを生涯の目的としている。

劇中ではヴェドゴニア(人間ではあるが、大量の出血、および日数経過によって吸血鬼に変貌を遂げる)化してしまった
主人公・伊藤惣太に自分の血を輸血したことがきっかけで、彼と共に吸血鬼の秘密結社「イノヴェルチ」と戦うことになる。

ちなみにこのような吸血鬼と人間のハーフをダンピールといい、吸血鬼と人間の長所を持ち合わせている。
その代わり両種族からの被差別対象でもある為(人間からはバケモノ、吸血鬼からは劣等種扱い)幸福な人生は送れない。
多くのダンピールにとって、ヴァンパイアハンターとなる以外に生きる道を選ぶ事はできない。
なおドノヴァン・バインも同じような境遇である。彼の親は魔族だし目的は魔物の殲滅と広いけど。

+  原作ネタバレ

なお、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』のヒロイン代表としてニトロワに参加した彼女だが、
小説ではリァノーン、漫画ではオリキャラにヒロインの座を譲っている。とはいえどちらも彼女の出番や見せ場自体は多いのだが。


『ニトロ+ロワイヤル』におけるモーラ

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ニトロ+ロワイヤル』においても持ち前のパワーでハンマーを振り回し戦う。
技は全体的に使いやすいものが多く、ガンガン攻めていくスタイルの近距離パワー型。
担当声優は山菱白花氏(『吸血殲鬼ヴェドゴニア』にはボイスがない)。 どこかで聞いたことがある?聞こえんなぁ~


MUGENにおけるモーラ

MUGENではkayui uma氏が作成。
SPカラーとして常時ゲージMAXの黒カラー、回復能力付きの金カラーがある。
金カラーの時には
  • ライフ自動回復
  • リーブアタック以外で与えたダメージの半分ライフが回復
スレイヤーの金カラーのような性能になっている。

更新版だと「GSX-Desmodus」にモーラが 乗り込んでそのまま戦う ことも。

現在青色⑨号氏によるAIパッチが公開されており、ニコMUGENにおけるニトロワキャラではトップクラスの強さを誇る。
昇竜技「デッドライジング」と叩き落しの「ディジョン・ザ・ナイトメア」による高火力ループコンボや、
AI殺しのリーブアタック「GSX-Desmodus」*2(バイクに乗った惣太が突撃してくるアレ)によって各大会で現在進行形で猛威を振るっている。
更新前はループコンで10割余裕というぶっ飛んだ火力だったが、更新によってこの辺りのループの制限がきつくなっており、
いささか前よりおとなしくなった。
それでも1ゲージあれば6割は減らしてくる辺り、未だ高火力キャラであるといえる。
更に「GSX-Desmodus」が相手の後ろからだけでなく、新たに自分の後ろからも出せるようになったのも新たな強みである。

+  ストーリー動画で使う人に向けて。原作での口調など

余談だがハイウェイスターと戦う際、イントロが特殊イントロでも搭載してるんじゃないかと
思われるほど非常にシンクロしているので、一度見てみるといいだろう。
ちなみにマミヤは搭載済み。
8:06ごろ

また、ミロカロスグレイシアのボイスに、白レンに混じって彼女のものが使われる。

参加大会

シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
  • 第2回 意外と見ないコンビでタッグリーグ OP
非表示

登場ストーリー



*1
ニトロワの勝利ポーズで披露している白ドレスは、このときにいつの間にか着用していたもの。
しかし当のモーラは惣太を救う直前まで気を失っているため、フリッツが着替えさせたものと思われる。けしからん兄だ。

*2
フリッツが敵の拠点からかっぱらってきたバイク。
吸血鬼が殺戮を楽しむための玩具であり、触れただけで切れるほど鋭利なチタン製のブレードが取り付けられている。
原作ゲーム中でも敵の吸血鬼を一瞬でミンチにしており、格ゲー補正がなかったら相当スプラッタなことになっていたと思われる。
余談だが、原作ゲームには他にもイカれたデザインの武器が登場しており、惣太がの付いたショットガンを使ったかと思えば、
敵もギターアサルトライフルをくっつけたりしている。なんなんだこのエロゲ

「あいつの行く手に、茜と 山査子 (さんざし)の棘があるように」