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2012-12-11

誰でもわからない結婚式の撮り方

テーマ:結婚写真に関するコト
ウエディングカメラマンの裏話*結婚式にまつわるアンなことコンなこと-結婚式 スナップ 写真 カメラマン

結婚式のシーズンになると「結婚式の撮り方」について質問メールが良く届きます。
多くの方はデジタル一眼レフを持たれていての質問です。
カメラもレンズもそれなりのラインナップで、
中にはプロ顔負けの機材を持っている方もいらしたりします。

質問の多くの方は「機材」「露出」「ストロボの使い方」についてです。
機材と結婚式場を記載して「どう撮れば良いのか」と質問があります。

会社や友人、親族の結婚式で自分の100%で撮影をしてあげたい、
少しでも参考になればと僕に質問をしてきたんだ。

と思ってわかる範囲で質問に回答をしますが、
メールでお答えできることってとても限られます。
その人の技量もわからないし、結婚式の撮影は"なまはげ"、
じゃなかった"なまもの"なので現場判断することがとても多いのです。

僕の場合撮影前日にあれやこれやとシミュレーションをするのですが、
その想定通りに進むことは少なく、
15~16年撮影している僕でも予想外の出来事に遭遇します。
過去約1000組以上撮影してきても、
予想通りだったり、楽勝だったりという結婚式は一度たりともありません。
結婚式の撮影って、本当に複雑で奥が深いのです。

「機材」については、フットワークがいいのが一番です。
「結婚式撮影は明るいレンズであればあるほどいい」という風潮がありますが、
明るいレンズはそれなりに重いので、手ブレが発生します。
またピント合わせもシビアなので、上級者以上であれば使用もありかと思います。

「露出」については外光が入る会場では分刻みでシビアに露出調整をしたり、
会場によっては照明に凝っている会場もあるので、
オートでもいいけどカメラによってはオートではダメということもあって、
なんとも言えません。

「ストロボの使い方」
僕の場合はその場その場で画的なこと、情景をみて光を判断するので、
仕様の有無についてはなんとも言えません。

まあ、端的に言うとメールではアドバイスしがたいのです。
10%の助言でもメールでは答えにくいです。

メールでは「撮り方で頭でっかちにならないで、楽しんで撮って下さい」というしかありません。
その方に依頼された新郎新婦もプロ並みの撮影を望んでいるわけではなく、
その人にしか撮れない写真を望んでいるので、
そのことを大事にされた方がいいと思うのです。

そういうメールを返信するとたいていの方は、不服なのか一切の返事をしてきません。
質問されてきた方を不服にしては申し訳ないので、
基本的に「結婚式の撮り方」についてはお答えしたくはないのですけど、
投げられた玉は打つのが信条なので、なるべくそうお答えしています。
まあ毎回、大意を汲んでもらえなくて少し寂しい気分になりますけどね。

物事は理論武装するよりも、
普段らしくその人らしく行動した方が上手くいくことが多いです。
結婚式の撮影も同じこと、身体や心の趣くままに幸せを切り取っていく、
その心意気で頑張れば後は何もいらないと思います。

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今まで約1100組のカップルの結婚式を撮影してきました。
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お早めのお問い合わせがオススメです、うれしいご縁があることを楽しみにしています。

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コメント

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1 ■無題

こんにちは。
その人にしか見えない瞬間ってありますよね。
例えば、新郎新婦の身内だったら、身内しか取れない距離感での瞬間、逆に友人であるからこその表情…。

私も携帯カメラから一眼レフまで持っていますが、テクニック本は読まないようにしています。
そのときにファインダーから見えた瞬間が、私が見えた旬なものとしての記録で写真を撮り続けています。

2 ■同感です

私もよく「結婚式のメイクはどんなのがいいの?」「花嫁のヘアスタイルで流行っているのはどういうの?」といった質問をいただきますが、メールではお答えしがたいです。

その人の技量もわからないし・・・ってほんと納得!

お顔立ちや身長・体格やなりたいイメージや普段のキャラや衣装とのバランスや新郎の好みや会場の雰囲気やご両親の意向やほかにもいろいろ・・・。


要はケースバイケースなんですよね。

ブライダルの仕事って、難しいからこそ、面白い。

3 ■無題

その人にしか撮れない写真…
これがすべてだと思います。
自分も挙式披露宴の経験があるので、
カメラマンが何を撮るかは把握しています。
それに加えてカメラマンが撮れない写真を撮ることを目指しています。
いつも高砂の2人に加えて両家のお母さんの計4人を撮るのですが、
私の後にカメラマンが撮っていた時はよし!!と思いました。
時間に制限のない素人ならではの写真を撮り続けます♪

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