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2012年12月29日13時1分

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リンゴ牛乳、別れの杯 福岡・大牟田名物、半世紀に幕

写真:生産を終えるオームリンゴ拡大生産を終えるオームリンゴ

写真:オームリンゴのパッケージを模してファンたちが手作りしたTシャツやポーチなど。30日まで展示されている=大牟田市有明町2丁目のパン店「だいふく」拡大オームリンゴのパッケージを模してファンたちが手作りしたTシャツやポーチなど。30日まで展示されている=大牟田市有明町2丁目のパン店「だいふく」

写真:「オームリンゴ」が売り切れた棚。店員は「開店後、すぐになくなった」と話す=大牟田市旭町2丁目拡大「オームリンゴ」が売り切れた棚。店員は「開店後、すぐになくなった」と話す=大牟田市旭町2丁目

 【八尋紀子】大牟田市民の「ご当地飲料」として半世紀にわたって親しまれてきたリンゴ風味の乳飲料「オームリンゴ」が29日で生産を終える。別れを告げようと、オームリンゴを愛する人たちが30日、大牟田駅前でサヨナライベントを開く。

 地元の乳製品メーカー「オーム乳業」が1963年に販売を開始。「りんご牛乳」とも呼ばれ、薄く緑がかった乳白色で、りんごの香りとさわやかな飲み口が子どもから大人まで愛されてきた。販売は大牟田市内がほとんどだが、福岡市のデパートなどでも購入できる。

 同社によると、大手メーカーとのシェア争いの厳しさなどから、オームリンゴや「大蛇山牛乳」など同社の乳飲料は年々売り上げが低下。主力商品の生クリームとチーズの生産に特化するため、飲料事業からの撤退を決めた。

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