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'12/12/28

自転車の誤進入後絶たず



 尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道で、自転車が自動車専用道路に誤って進入するケースが後を絶たない。管理する本州四国連絡高速道路(本四高速)は重大事故につながりかねないとして、看板設置や巡回強化などを進めている。

 本四高速しまなみ尾道管理センターによると2012年は11月末までに、走行中のドライバーからの通報やセンター職員の巡回などで23件の誤進入が確認された。記録が残る10年は14件、11年は23件だった。

 国道2号尾道バイパスや一般道から同市高須町の西瀬戸尾道インターチェンジ(IC)を経由して入り、同IC―新尾道大橋間を走行するケースが目立つという。大半が「自動車専用道路とは思わなかった」と答えており、センターは「自転車の進入禁止を知らせる目印がないのも原因の一つ」とみる。

 センターは11年11月に進入禁止を知らせる看板設置を始め、これまでに自動車専用道路の入り口付近5カ所に取り付けた。

【写真説明】しまなみ海道の自動車専用道路入り口付近に設置された看板




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