現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年12月23日19時40分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

原子力規制委の人事、見直さない方針 自民・安倍氏

 自民党の安倍晋三総裁は23日、原子力規制委員会の国会同意人事について「基本的には今の人事で行くことになると思う」と述べ、政権発足後も見直さない考えを示した。フジテレビの番組で語った。

 現在の田中俊一委員長と4人の委員は必要な国会同意を得ておらず、野田佳彦首相が9月に規制委設置法の例外規定で任命した。事後承認の形で同意する考えだ。東京電力福島第一原発事故については「女川原発、福島第二原発は大丈夫だった。なぜ福島第一がダメだったのかを検証し、その上で再稼働も含めて考えていきたい」と語り、政権発足後に事故原因を再検証する考えも明らかにした。

 また、金融政策では、安倍氏が求めた2%の物価上昇目標について「次の(金融)政策決定会合では検討していただくことになる。残念ながらそうではないということになれば、日銀法を改正してインフレターゲット(物価上昇目標)を設ける」と日銀を牽制(けんせい)した。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

役場ごと県外に飛び出した福島県双葉町。帰るべき場所を失うとはどういうことか。

福島・浪江高や宮城・名取の閖上地区から、被災地に生きる人々の姿を紹介。

豊かさと危険性――原子力災害に行き着くまでの福島県双葉地方の変質をたどる。

行き場のない「トイレのないマンション」政策の実態を、多くの証言とともに暴く。

東電の変わらぬダメさ加減。フクイチ幹部、フクイチで働くジャーナリストが訴える。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター